東京の大手出版社、KADOKAWAが先月出版した、戦国武将の織田信長とゆかりのある岐阜市について紹介する歴史の本に、岐阜市が三重県内にあるなどの誤った記述や誤字が、少なくとも30か所見つかりました。KADOKAWAは、この本1万部を回収するとともに、新たに刷り直して販売することになりました。 広告料として460万円余りを出資する岐阜市が内容を確認したところ、岐阜市が三重県内にあるなどの誤った表記や、高級を意味するハイグレードの「ハイ」が廃棄物の「廃」の字になっているなどの誤った記述や誤字が、少なくとも30か所見つかりました。 これを受けて、9日に岐阜市の担当職員がKADOKAWAの担当者と面談して、この本を回収して訂正したものを改めて販売することや、岐阜市が図書館や小中学校に配布するため購入した1000冊について交換するよう申し入れました。 これに対し、KADOKAWAは、この本の初版1万