150万社のビッグデータを活用し、新しい切り口や問題意識からこれまで知られなかった日本経済の姿を明らかにする――。今回のテーマは地域に根差したローカルな酒造メーカー。ビッグデータを使って分析したところ、各業界の特徴が浮かび上がった。 調査・分析は東京商工リサーチ(東京・千代田)と東京経済大学の山本聡准教授による共同研究の一環。データやグラフなどは東京商工リサーチの企業情報データベースに基づく。地域に密着した企業に限定するため、従業員数300人以下の会社に絞った。 寒さが厳しさを増すなか、熱かんが恋しい季節になった。さまざまな地酒を飲み比べるのもまた、楽しいものだ。 そんな楽しみを支えるのが、各地に根を張る酒造メーカーだが、その経営はどうなっているのだろうか。ローカルメーカーに絞るため、今回は対象とする酒造会社を従業員数を300人以下に限定したうえで清酒、焼酎+ほかの蒸留酒(以下焼酎)、地ビ
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