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ブックマーク / business.nikkei.com (212)

  • 吉野家、訪日客メニューに2300円定食 「外国人客単価」引き上げの勝算

    メニューの1番目「鰻(うな)重牛小鉢セット(2枚盛)」は税込み2338円。最も安い「鰻重・牛丼小盛セット」でも1837円だ。裏面に安価な単品の牛丼(並盛468円)なども掲載しているが、「おすすめ」には高単価なセットが並ぶ。 吉野家の広報担当者は「アジア圏の方はうな重やから揚げ、西欧圏の方は牛丼やシズル感がある牛すき鍋を好むように思われる。インバウンド対応のセットメニューは複数人でシェアしてべる方も多い」と説明する。 こうした訪日客の消費傾向を踏まえて「おすすめ」を決めているというわけだが、仮に2人でシェアしてべても客単価は1000円前後となる。訪日客のおすすめメニューの注文が増えれば客単価の上昇には確実に寄与するだろう。同社は「今後もインバウンド対応店舗や商品の検討を進めていく」としている。 「安いニッポン」そろそろ限界 円安が進み、訪日客はこれまで以上に「安いニッポン」を謳歌できる環

    吉野家、訪日客メニューに2300円定食 「外国人客単価」引き上げの勝算
  • もう普及率35%まで来た 新「三種の神器」食器洗い乾燥機の進化

    もう普及率35%まで来た 新「三種の神器」食器洗い乾燥機の進化
  • 新型コロナウイルスで消えた消毒用アルコール、メーカー各社に聞いた

    新型コロナウイルスの影響で、国内のアルコール消毒液の需給がひっ迫している。ドラッグストアなどでは「在庫はゼロ。入荷しても数時間で売り切れる状況」(都内のチェーン店)で、消毒液メーカーは一斉に増産に舵(かじ)を切っているが、生産が需要に追いついていない。大手4社に現状を聞いた。 ネット上で「新型コロナウイルスに対し、アルコール消毒には予防効果がない」とする情報が出回っていたことを受けてのもので、「誤った情報です。厚生労働省では咳エチケットや手洗い、うがいなどと並んで『アルコール消毒』を行なっていただくよう、国民の皆さまにお願いしています」とツイート。先の都内チェーン店の担当者は「厚労省からのお墨付きの影響か、2月上旬からさらに問い合わせが増えるようになった」と話す。 消費者向けの手指アルコール消毒剤は、大手数社で国内シェアの約8割を占める。トップシェアは「手ピカジェル」などを生産する健栄製薬

    新型コロナウイルスで消えた消毒用アルコール、メーカー各社に聞いた
  • 世界食糧危機の芽、「コーヒーが消える日」は来る?

    コーヒーを飲みながら、仕事や勉強で疲れた頭を休める──。 2020年以降は、そんな手軽な気分転換の前に、財布との相談が必要になるかもしれない。地球温暖化に伴う生産地の減少と、新興国での需要増が重なり、コーヒー豆の需給がひっ迫する懸念が業界に広がっているからだ。 赤道直下のインドネシア・スラウェシ島。標高1000メートル超の高地でキーコーヒー(東京)が運営する農園で、原産地の異なる約40種の苗を育てる「実験」が進められている。コーヒーの国際的な研究機関「ワールド・コーヒー・リサーチ(WCR)」と協力し、生育状況を観察して気候変動や病気に強い品種の開発に役立てるのだという。 WCRは報告書で、コーヒー生産の6割程度を占める「アラビカ種」の生産に適した土地が2050年に半減する危険性を指摘した。以来、業界に問題意識が広まり、スターバックスやネスレなど世界的なコーヒー大手も病気に強い品種改良など研

    世界食糧危機の芽、「コーヒーが消える日」は来る?
  • 進むか教育劣化、ついに登場 「%」が理解できない大学生

    進むか教育劣化、ついに登場 「%」が理解できない大学生
  • 高層マンション育ちの子供が「伸びない」理由

    高層マンション育ちの子供が「伸びない」理由
  • リビングの「邪魔者」テレビが消える日

    画素の一つひとつを微小なLEDに置き換えたマイクロLEDがディスプレーを一変させる。鮮明な映像を壁や机に表示したり、目の前の空間に浮かべたりできる。「ディスプレー=映像を表示するパネル」という“常識”は過去のものになる。 (日経ビジネス2018年2月12日号より転載) 1990年代に始まったブラウン管からフラットパネルへの転換。この結果、ディスプレーは薄型・軽量になり、ノートパソコンの誕生やスマートフォンの発展につながった。また、ブラウン管では限界があったテレビの大画面・高精細化を実現可能にした。 それ以来、30年ぶりの革新がディスプレー技術に起こる。「パネルに映像を表示するのがディスプレー」。そんな“常識”が覆る。パネルを使わずに、映像を身の回りの壁や机に表示したり、目の前の空間に浮かべたりすることが手軽にできるようになるからだ。 これを実現するのが「マイクロLED」と呼ばれる10マイク

    リビングの「邪魔者」テレビが消える日
  • スタバもココイチも値上げ、「ステルス」は限界に

    品や外で値上げの動きが顕著になっている。2月15日にはスターバックス コーヒー ジャパンが「ドリップコーヒー」や「キャラメルマキアート」など定番の飲料商品の価格を改定し、10円から20円程度引き上げた。定番商品の全体的な価格改定は2011年以来、8年ぶりだという。 そのほかにも様々な商品で価格改定の動きが広がっている。2月に入ってから発表された主要な価格改定だけでも以下のようなものがある。 ・スターバックスコーヒージャパン…2月15日から「ドリップコーヒー」など定番飲料の価格を10円から20円程度引き上げ ・壱番屋…3月から「カレーハウスCoCo壱番屋」の988店舗でポークカレーを21円引き上げ ・明治…「明治おいしい牛乳」など牛乳のメーカー出荷価格を4月1日出荷分から1.5~3.5%引き上げ。「明治ブルガリアヨーグルトLB81プレーン」(400グラム)の希望小売価格を250円から26

    スタバもココイチも値上げ、「ステルス」は限界に
  • 精神的につらい時は、小説を読み、筋トレをしよう

    ユニー・ファミマHD相談役、上田準二さんの「お悩み相談」。今回は、うつ病にかかり昇進が遅れている男性から。同期が昇進していく中で、どのように復職していったらいいか悩んでいます。上田さんは「を読み、筋トレをしよう」と焦る必要はないとアドバイスします。 悩み:うつ病を何度か発症したため、昇進が遅れて焦っています。これからどのように復職し、業務に取り組んでいったらいいでしょうか。 私は金融関係の仕事をしているのですが、33歳になって、いまだに階級が一番下のままです。というのも、昇進を迎えるタイミングで何度かうつ病を発症、再発してしまい、それが原因で仕事をうまく回せていないからです。 以前は営業をやっていたのですが、対人関係で上手くいかず、現在は内勤の職場に異動し、復職訓練を行っている形です。同じ年に入社した同期や後輩は課長代理やチームリーダーといった役職を与えられているのに、私はまだ平の会社員

    精神的につらい時は、小説を読み、筋トレをしよう
  • 地酒業界、牛耳るあの大学 清酒、焼酎など比較 

    150万社のビッグデータを活用し、新しい切り口や問題意識からこれまで知られなかった日経済の姿を明らかにする――。今回のテーマは地域に根差したローカルな酒造メーカー。ビッグデータを使って分析したところ、各業界の特徴が浮かび上がった。 調査・分析は東京商工リサーチ(東京・千代田)と東京経済大学の山聡准教授による共同研究の一環。データやグラフなどは東京商工リサーチの企業情報データベースに基づく。地域に密着した企業に限定するため、従業員数300人以下の会社に絞った。 寒さが厳しさを増すなか、熱かんが恋しい季節になった。さまざまな地酒を飲み比べるのもまた、楽しいものだ。 そんな楽しみを支えるのが、各地に根を張る酒造メーカーだが、その経営はどうなっているのだろうか。ローカルメーカーに絞るため、今回は対象とする酒造会社を従業員数を300人以下に限定したうえで清酒、焼酎+ほかの蒸留酒(以下焼酎)、地ビ

    地酒業界、牛耳るあの大学 清酒、焼酎など比較 
  • スクープ LIXILがMBO検討、日本脱出も

    LIXILグループに激震が走っている。プロ経営者の瀬戸欣哉社長からCEO(最高経営責任者)の座を取り戻した創業一族の潮田洋一郎会長が、MBO(経営陣が参加する買収)で日の株式市場から退出し、さらにシンガポールに社も移そうとしていることが明らかになった。年間売上高が2兆円に迫る巨大企業の日脱出計画は、当にこのまま進むのだろうか。 極めて異例のシナリオだが、潮田氏はどうやら気だ。業界トップの大企業が東京証券取引所での上場を廃止し、社をシンガポールに移転するという過去に例がない大転換を進めようとしている。潮田氏はシンガポール取引所(SGX)への新規上場も目論んでいる。 関係者によると、LIXILグループは昨年、MBO・社移転・シンガポール上場という一連の計画を検討することを取締役の間で情報共有、すでに検討のためのアドバイザーも雇った。つまり、この計画は潮田氏が独断で進めている話とは

    スクープ LIXILがMBO検討、日本脱出も
  • スクープ ワークスアプリ筆頭株主が経営権売却へ

    ワークスアプリは業務の無駄を省く仕組みづくりに力を入れる企業として知られ、2017年には米調査会社が日で実施した「働きがいのある会社」で1位に輝いたこともある。ワークスアプリを率いる牧野正幸CEO(最高経営責任者)は文部科学省の中央教育審議会の委員を務めたほか、リクナビの「理想の経営者」で1位に輝いたこともある。 華々しいイメージのある同社だが、業績は振るわなかった。2018年6月期の売上高は452億円と前年より1割減少。加えて年間1000人とも言われた積極的な人材採用で人件費負担も重くなり、最終損益は170億円の赤字(前の期は29億円の最終赤字)と業績は年々悪化している。 この結果、昨年6月末の利益剰余金のマイナス額は325億円にまで膨らみ、純資産の額は32億円まで減少した。さらに日経ビジネスの取材で明らかになった今期の最終損益の見通しは18億円の赤字。純資産の額は一段と小さくなる見込

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  • 「孤独という病」は伝染し、職場を壊す

    「孤独」が注目されている。 「孤独は皮膚の下に入る」と、オカルトめいたフレーズで、孤独が健康に及ぼす悪影響ついてアチコチで訴えてきた身としては、少々昨今の盛り上がりに戸惑っている。 ナニを戸惑っているかって? 「投げる方と受ける方」のズレ、だ。 孤独のリスクを訴える側は、孤独と健康、孤独と生産性、といった負の影響を訴える。 だが、孤独はめんどくさい人間関係からの解放でもあるため、「孤独=ゆゆしき問題」と考える人たちが危機を訴えれば訴えるほど、より孤独を肯定的に捉える情報が氾濫する。 人間は独りで生まれ、独りで死ぬし、孤独をいかに生きるかを知ることは必ずしも悪いことではない。孤独感は取るに足らない瞬間に感じることもあれば、大切な人を失ったときに感じることもある。束の間の孤独感は日常にありふれているので、つい、私たちは「それも人生」と受け入れてしまいがちだ。 だが、問題になっているのは「孤独と

    「孤独という病」は伝染し、職場を壊す
  • 中国の14億総主流化と「殺馬特」の死

    中国でこの春、ある人物の「卒業」が話題になった。 大きな括りではX JAPANのようなビジュアル系の出で立ちで街を闊歩し写真をネットに上げ、国民の大多数から「悪趣味」「外れもの」と非難されてきた「殺馬特」(シャマト)と呼ばれるスタイルを生み出し、この一群を率いてきた28歳の青年。その青年が、ピンクや緑に染めスプレーで逆立てていた長髪を切って黒髪に戻し、顔のおどろおどろしいメイクを落とし、指、耳、手首、足首にぶら下げていたアクセサリーを外し、スタッズとファスナーに埋め尽くされたレザーの上下を脱ぎ捨て、同じ黒づくめでもシックなロングジャケットに着替えた。つまり、殺馬特の象徴だったスタイルを、創始者の彼が捨てた。そして、彼の卒業を、『人民日報』『新浪』『南方都市報』『広州日報』等、中国の大メディアが相次いで伝えたのだ。 彼の名前は羅福興。1990年に広東省梅州郊外の農村に生まれた。 小学校に上が

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  • ラーメンの経営学 利益率1割超は6%

    150万社のビッグデータを活用し新しい切り口や問題意識からこれまで知られなかった日経済の姿を明らかにする――。東京商工リサーチ(東京・千代田)と東京経済大学の山聡准教授が共同研究をスタート。最新の研究成果をリアルタイムでリポートする(記事中のデータやグラフなどは東京商工リサーチの企業情報データベースに基づく)。 まずは中華料理店とそば・うどん店との比較から 1回目のテーマはラーメン店。 ラーメンブームといわれるなか、人気店のランキングや行列店の情報はちまたにあふれている。個別の店についてラーメン1杯の価格から売上高、利益などをざっくり算出する事例は散見されるが、ラーメン業界全体の経営にまつわる情報は意外なくらい少ない。 ラーメン主体の外チェーンは日高屋、幸楽苑などが上場し、もちろん公開データはある。しかし、今回は非上場を含む全国のラーメン店の経営データを格的に活用。これだけの規模で

    ラーメンの経営学 利益率1割超は6%
  • 国産鍋「バーミキュラ」、米国進出へ

    国産鍋「バーミキュラ」、米国進出へ
  • 可燃性なら分別不要、微生物でゴミを「油田」に

    可燃性なら分別不要、微生物でゴミを「油田」に
  • 路上駐車が東京と大阪だけで9万台もあった

    路上駐車が東京と大阪だけで9万台もあった
  • “シンギュラリティ信奉者”の翻意が難しい訳

    ここ数年で最も驚いた出来事について書く。筆者がまったく信じていないビジョンを信じている知人に相次いで会ったことだ。 2017年の末、30年近い付き合いの経営者と会した。数年ぶりに会ったため話が弾み、禁酒中を宣言していたにも関わらず相当飲んでしまい、気持ち良くなっていた時、いきなり質問された。 「谷島さん、シンギュラリティについてどう思いますか。人工知能が進化して世界が一変するという、あの話です」 調子に乗って楽しく話していたこともあって即答した。 「サイエンスフィクションとして楽しんでいる人に文句は言いませんが、気でそう主張する人がいて困惑します」 彼は頷き、数秒おいてゆっくりと言った。 「色々な人に聞いていますが私の周囲には谷島さんと同意見の人が多い。でも私はその日が来ると信じています」 勿論冗談ですよ、と言って笑うのではないかと相手の様子をうかがうと真顔である。しまったと思ったが後

    “シンギュラリティ信奉者”の翻意が難しい訳
  • 夜型生活の新社会人は週末の朝寝坊に要注意

    20~30代は早起きが苦手 もちろん最初のうちはきついだろう。気ままな学生生活に加えて、若者の体はもともと中高年よりも夜型になりやすい傾向がある。まして仕事趣味で就寝が遅くなれば睡眠時間も減り、ますます早起きがつらくなっていく。 2013年に花王「生活者研究センター」が首都圏に住む20~60代の男性3168人に調査したところ、「起床時によく眠った感じがしない日が週に2日以上ある」と答えた人は、50代が55%だったのに対し、20~30代は61%もいた。 ほとんどの人はやがて新しい生活に適応していく。最初はつらくても、否応なく早起きしているうちに体内時計が朝型になり、徐々に早起きに慣れていくものだ。 しかし、「中にはどうしても早起きできない、いわゆる夜型体質の人もいる」と内山さん。こういう人は早起きを続けても体内時計が夜型に固定されたままで、深夜になるまで眠くならないし、早起き習慣もつきにく

    夜型生活の新社会人は週末の朝寝坊に要注意