7年連続、通算20回の出場、最高順位5位。それが青山学院大学駅伝チームの箱根駅伝(正式名称:東京箱根間往復大学駅伝競走)における2014年までの成績だった。ところが2015年の大会では、誰もが予想していなかった歴代記録を大幅に塗り替える成績で、創部96年目にして往路復路ともに制して初の総合優勝を果たした。2016年の大会でも優勝候補の呼び声が高い青学の大躍進の秘密を、トレーニングの一端を担ったフィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一氏に聞いた。併せて一般ランナーもぜひ取り入れたい、最先端のエクササイズの一部を紹介する。 中野がオファーを受けて、青山学院大学陸上競技部(以下「青学」)のトレーナーに就任したのは2014年4月、翌年1月に行われる箱根駅伝本大会まで8カ月を切った時期だった。まず、何から着手したのだろうか。 「練習を見せてもらいに行った時、『何をやったらいいですか?』という質問を受
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