カスペルスキーが、「スマートフォンの充電によるデータ収集の危険性を調査」なる文書を公開している。スマートフォンを安易に信頼できないPCや充電器に接続するのは危険、という内容のものだ。 スマートフォンはPCと接続すると、それだけでさまざまな情報をPCに送信するという。送信される情報には端末を識別するのに十分な情報が含まれており、これを悪用することでユーザーを追跡するようなことも可能だという。また、カスペルスキーではPCに接続された携帯電話に対し、管理者権限が必要なアプリをインストールさせることにも成功したという。 この結果を受けてカスペルスキーは、信頼できない充電スポットやコンピュータを使ってスマートフォンと充電するのは避けるべきである、としている。