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ブックマーク / www.894651.com (4)

  • 安全靴はなんと3,000種類超え! ワーカーの足を守る「ミドリ安全」の開発にかけるプライド

    1952年に安全保護具の総合メーカーとして産声を上げた「ミドリ安全」。1 足の安全からはじまり、ワーキングウエアのパイオニアとして、半世紀以上にわたり製造現場などで働く人の足元を守ってきました。高い品質と性能をキープ しながら新たな技術を取り入れ、“日初”を多数生み出してきた同社。「労働災害をなくしたい」というアツい思いを胸に、安全の研究と開発にあたるフッ トウエア統括部の皆さんに話を伺いました。 「先芯」と呼ばれる部品が安全の価値&履き心地を決定づける ――そもそも、安全とはどのようなのことを指しているのでしょうか? 重量物の落下などから足を守ることを目的にした「足部災害を予防するための」です。厳密には、「JIS(日工業規格)」が定める規格をクリアしたのこと。安全性と耐久性の試験を合格した、JIS合格品が「安全」と呼ばれます。 ――安全の特長とは、どのようなものです

  • 軍手と歩んで92年、日本のモノづくりを手元から支えてきた「おたふく手袋」の激アツな信念

    工場の作業現場から一般家庭まで広く使われている「軍手」。その軍手を作り続 けて92年の老舗企業が、大阪社を置く「おたふく手袋株式会社」です。一風変わった社名もさることながら、軍手というニッチな商材を扱うメーカーとし て存在感を発揮しています。そこで、軍手のアレコレや製造に掛ける熱いこだわり、キーマンとなる発明王との意外なつながり、そして新たな挑戦などについ て、マーケティング部の徳永智彦さんに聞きました。 軍手の起源はスイス。そして気になる“おたふく”の謎 ――それにしても、ユニークな社名ですね。最初から、“おたふく”だったのでしょうか? 大正15年に、井戸端政一が個人企業として和歌山県海草郡下津町で作業手 袋の製造を始めたことが弊社の原点になります。それから25年後の昭和26年に「大洋手袋株式会社」を設立、昭和37年には社を大阪市に移しました。社 名が「おたふく手袋株式会社」になっ

  • 造船工場を巡ること40か所! 老舗企業の情熱が生んだ、サクラクレパスの工業用マーカー

    手軽に使えるクレヨンと自由自在に色を混ぜることができるパステルのいいとこ 取りをした描画材料「クレパス」。筆やパレットも必要なく鮮やかな描画を楽しめるとあって、子どもの頃にお絵かきで使っていた人も多いことでしょう。その クレパスを1925年(大正14年)に世界で初めて開発した企業が「サクラクレパス」です。 そんなサクラクレパスには、主力商品の「クレパス」と並んで、もう一つ柱 となる事業があります。それが、工場や工事現場で使われる「工業用マーカー」。かわいらしいクレパスとは真逆なイメージの工業製品です。その開発の足跡に ついて、仕掛け人でもあるマーケティング部の河合秀人さんに伺いました。 大正デモクラシーからの美術教育変革がクレパス誕生のきっかけに ――サクラクレパスさんといえば、お絵かき用の描画材料「クレパス」で有名ですが、工場や工事現場で使うマーカーも開発されているんですね。「サクラクレ

  • 名刀「正宗」のDNAを受け継ぐ山村綱廣さん(74歳) 「先祖が確立した技術で最高の日本刀を完成させたい」

    洗練された曲線のフォルム、極限まで研ぎ澄まされた切れ味――世界でも類をみない美しい刃物「日刀」。およそ900年遡る平安時代末期に作られはじめ、鎌倉時代には機能性と芸術性を兼ね備えるものへと進化したそう。現代では、日を象徴する伝統ある美術品として、技術が守り受け継がれています。 日刀のなかでも、極めて優れているとされ、名刀として名高いのが「正宗」です。正宗とは、鎌倉時代に活躍した刀匠「五郎入道正宗」が手掛けた刀のこと。「相州伝」と称される作風を確立させた人物で、人はもとよりその系譜は北条氏から徳川家康まで名だたる武将たちに請われて、日刀を納めていたそうです。 山村綱廣(やまむら・つなひろ)さんは、正宗から数えて二十四代目の子孫。現在、刀匠として、鎌倉駅徒歩3分の場所で「正宗工芸美術製作所」を営んでいます。伝統を受け継ぐ覚悟、そしてはたらくヨロコビに迫りました。 古代から続く日刀は

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