WindowsのCLSID(GUID)の中にはフォルダー名に拡張子として設定することで、特殊なフォルダーやコントロールパネルなどとして機能させることができるものがある。この機能を悪用して、攻撃用のファイルを隠蔽する「Dynamer」と呼ばれるマルウェアが出てきているそうだ(McAfee Labs Blogの記事、 Softpediaの記事)。 こういったCLSIDとしては、コントロールパネルの全ページをまとめた「God Mode」と呼ばれるフォルダーを作成可能な「{ED7BA470-8E54-465E-825C-99712043E01C}」がよく知られている。特殊なCLSIDを拡張子に設定したフォルダーをエクスプローラー上でダブルクリックすると特殊フォルダーやコントロールパネルが開かれ、フォルダーの内容にアクセスすることはできなくなる。ただし、フォルダーに格納したファイルのパスを直接指定す