昨年度より、地方創生支援人材として北海道奈井江町に派遣されています。最近インフレ気味に使われている「地方創生」という言葉ですが、ハッキリと定義できているでしょうか?「地域活性化」「地域づくり」「地域おこし」といった言葉とごった煮で使われがちな傾向ですが、こういった霞ヶ関発の政策スローガンには明確な目的が存在します。 「地方創生」とは急激な高齢化と少子化といった人口構造の変化や、地方における財政ひっ迫と税収低下といった財政構造変化に対して、再編的施策を考えていく取組みとなります。具体的には自治体毎の人口ビジョンと地方版総合戦略の策定、それに伴っての地方自治法上の総合計画の見直しが主なアプローチとなります。 公務員・補助金バッシングのポピュリズムこのような地方創生の話題になると必ず、バラ撒きだ、特定の利権だといった批判が出ます。もちろん政策を批判的に検証していくプロセスは必要ですが、変化に対す
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