アイスクリームとカツオを組み合わせた「かつおタタキパフェ」が高知県南国市のレストランで静かな人気を保ち続けている。22年前から提供し、県外客に「話題になる」と評判に。累計で約7万食が売れたという。 7月中旬、南国市岡豊町常通寺島の「ゆず庵」。パナマハットに麻のジャケットといういでたちの近藤清社長(53)に、パフェを作ってもらった。たたきの枚数(1~3枚)に応じて小、中、大(490~999円)の3種類があり、1日8、9食売れるという。 カップを満たすのはショウガのパウダーをふりかけたアイスクリーム。その上にカラシナ、シソ、スライスニンニクを乗せ、最後にカツオのたたきをトッピングする。カツオは店内で大豊町産のわらを使って焼き、海洋深層水の塩をかけて食べる。野菜は全て県内産で、毎朝直売所で選んでいる。 口に入れると、冷たいアイスの中でカツオもなめらかな舌触りに。ぴりっとくるカラシナやニンニク、シ