阪神高速道路のETCをバイクで強行突破して料金を踏み倒したとして、大阪府警交通捜査課などは29日、道路整備特別措置法違反の疑いで、大阪府泉大津市豊中町、司法書士、井川豪容疑者(40)を逮捕した。2年間で約1300回も繰り返しており、「高速道路が無料化されるなら、料金を払わなくても構わないと思った」と供述しているという。 逮捕容疑は9月6〜16日、大阪府内の阪神高速の4料金所(高石、堺、長柄、南森町)で11回にわたり、ETCレーンの開閉バーのすき間をバイクで強行突破したとしている。 府警によると、井川容疑者は自宅から大阪市北区の事務所に通勤するたびに強行突破を繰り返しており、「阪神高速は乗用車とバイクの通行料金が同じで納得がいかなかった」と供述しているという。 阪神高速によると、平成19年4月にETCの不正通行車両を撮影する監視システムを導入して以降、府内の料金所で、同一とみられるバイクがE