米Microsoftの研究部門は,広告サイトなどへの誘導目的で設置されるスパム的なWebページ(スパム・ページ)やブログを識別する技術「Strider Search Defender」を開発した。同技術を使えば,Webページの内容を解析することなく,そのページがスパムかどうか判定できるという。 こうしたスパム・ページの運営者は,広告サイトなどへリダイレクトするようなWebページやブログ・ページを大量に用意しておく。そのうえで,検索エンジン最適化(SEO)の手法を用いて,スパム・ページが検索結果の上位に表示されるようにする。さらに,一般のブログや掲示板に誘導コメントを投稿する「コメント・スパム」,誘導目的のトラックバックを送る「トラックバック・スパム」といった手口も使う。 従来の対策では,各Webページの内容を解析してスパム・ページかどうかを判断していたという。それに対しStrider Se
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