[東京 26日 ロイター] パナソニック6752.Tの大月均専務(海外担当)は26日、ロイターとのインタビューで、2010年度から2012年度の3カ年に海外売上高を拡大させるため、新興国の中間所得層の開拓を強化する方針を示した。 11月26日、パナソニックの大月専務は、2010年度から2012年度の3カ年に海外売上高を拡大させるため、新興国の中間所得層の開拓を強化する方針を示した(2009年 ロイター/Yuriko Nakao) 特に、BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)とベトナムでは年率15―20%程度の伸びを目指し、中南米やアフリカなどの新興国では年率30%程度の拡大を見込む考えだという。 パナソニックは2010年度からの3カ年を対象とする中期経営計画を策定する予定。従来から海外売上高比率を60%まで高める方針を掲げているが、2009年3月期の海外売上高は3.68兆円で、比率は