米IBMは現地時間2010年6月16日、マサチューセッツ州に新たなソフトウエア開発研究所「IBM Mass Lab」を開設したと発表した。同社にとって北米最大規模となる同研究所では、ソフトウエア設計および開発の専門家3400人が集結し、ITインフラおよびアプリケーションの近代化と自動化を支援するソフトウエアの構築に取り組む。 新研究所は主に、コラボレーション、ソーシャルネットワーキング、クラウドコンピューティング、解析などに関する新技術の推進に注力する。次世代の企業向けモバイルコンピューティング環境において、より効率的な協業を可能にするソフトウエア開発に焦点を当てる。 研究施設は、リトルトンとウェストフォードの二つのキャンパスからなっている。サーバー設置に5万9000平方フィート(約5480平方メートル)をあてる。将来の成長と買収に備えたスペースも確保した。建物についても、エネルギー消費の