大垣共立銀行は4月11日、通帳やキャッシュカードを使わずに取引できる「生体認証ATM」を9月より導入することを発表した(ニュースリリース: PDF、 TOKYO Webの記事、 YOMIURI ONLINEの記事、 本家/.)。 生体認証ATMは富士通の「手のひら静脈による生体認証技術・生体情報管理技術」を採用。手のひら静脈のスキャンおよび生年月日と暗証番号を入力することで、引き出し・預入れ・残高照会が可能となる。従来の生体認証キャッシュカードでは生体情報をカード内に登録していたのに対し、同ATMではサーバー側で生体情報を保持することで、カードを持ち合わせている必要がなくなる。東日本大震災の時にカードをなくした被災者がATMで預金取引を行えなかったことを教訓に、カードレスでも取引できるようにしたのだという。 9月下旬には岐阜県内や愛知県内など10店舗程度に導入されるほか、移動店舗やドライブ