「XMLデータベースがリレーショナル・データベースに置き換わるなんて、昔はかなり無茶なことを言っていました」と言うのは、XMLデータベース製品である「NeoCore」を提供する株式会社サイバーテック 代表取締役社長の橋元賢次氏だ。橋元氏は、「XMLデータベースはリレーショナル・データベースとはまったく別物」と言う。なので企業のITシステムのメインストリームで利用すべきものでもない。 XMLデータベースには適正なサイズがあり、それを適正な用途で利用することで、市場で評価を得ているとのこと。 「ニーズは以前より高まっていて、市場はじわじわと拡大しています」と橋元氏。とはいえ、リレーショナル・データベースの市場が100あるとすれば、XMLデータベースの市場はせいぜい1程度。徐々に拡大しているからと言って、これがやがて80になるかというそういうことではない。 XMLデータベースは、2000年ころに