パナソニックは18日、片手で操作しやすいスティックタイプのコードレス掃除機「iT(イット)」の最新モデル2機種を6月25日に発売すると発表した。1機種はごみを多く集積できる紙パック式を初めて採用し、ごみ捨てを月1回程度まで減らすことができるという。 発売するのは紙パック式の「MC-PBU510J」と、サイクロン式の「MC-SBU510J」でいずれも市場想定価格は7万5千円前後。ともに赤外線でダニの死骸や花粉など細かいごみも感知できる「ハウスダスト発見センサー」を搭載する。 紙パック式は、パックの中でごみを効率的に圧縮することで、サイクロン式の約4倍のごみを集めることができる。 スティック型掃除機は使い勝手の良さが受け、売り上げを伸ばしており、調査会社GfKジャパンによると、平成28年の国内の市場規模は台数ベースで前年比19%増となった。 シャープも昨年12月にサイクロン式の「RACTIVE