東京消防庁は2015年4月14日、「総合司令室」で利用する通報管理システムで障害が発生し、119番通報の一部を正常に受け付けられなかったと発表した。同日午後5時から9時頃にかけて、東京23区内からの通報の一部で、着信後に通話がすぐに切れてしまう現象が起きた。 東京消防庁の説明によれば、同日、現場に出動中の救急隊員がPHSを使って総合司令室に業務連絡を取ろうとしたところ、通話がすぐに切れてしまう現象が起きた。詳しく調べたところ、一般からの119番通報でも同様の現象が起きていることが分かった。バックアップ用のシステムに切り替える形で復旧させたが、原因については4月15日夜の時点では調査中という。 システム障害が起きていた4月14日の約4時間に、119番通報は全部で712件あったとしている。このうち、着信後すぐに切れる現象が起きたのは59件だった。東京消防庁はこの59件について折り返し電話による
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