Yello Mobileはまだそれほど知られていないが、韓国で最も重要な総合モバイルサービス企業になりつつあるスタートアップだ。同社はヤフーを凌駕するペースでモバイル企業の買収を繰り返している。先頃、既存株主と新規の投資家から4720万ドル(約57億円)を調達し、その評価額は40億ドル(約4800億円)に達した。 昨年11月に実施したラウンドでは評価額が10億ドル(約1200億円)で1億ドル(約120億円)を調達しており、わずか1年で市場価値が4倍になったことになる。同社はアジア圏への進出を図るため、今後数週間のうちに追加で資金調達を行うとしている。 Yelloは、今や韓国でeコマース企業のCoupangに次いで価値の高いスタートアップになろうとしている。Coupangは昨年6月にソフトバンクから50億ドル(約6000億円)の評価額で10億ドル(約1200億円)を調達している。 Yello