糸井重里がほぼ日の創刊時から 2011年まで連載していた、 ちょっと長めのコラムです。 「今日のダーリン」とは別に 毎週月曜日に掲載されていました。 おれは生きる、という発想。 2009-02-02 いまみたいに景気がわるくなってきたり、 いろんな循環がうまくいかなくなってくると、 「どうしたらいいんだろう」ということを、 考えることも多くなる。 もともとぼくは心配性だから、 しょっちゅう「どうしたらいいんだろう」なんてことは、 考えてばかりなんだけれど、 いまみたいな状況になると、 あんまり心配性じゃなかった人も、 もともと心配性だった人も、 どっちもが「どうしたらいいんだろう」と、 考えるようになる。 心配性については、 他のこととちがって、 ぼくは大先輩だから、 ある程度は、先輩ぶったことが言える。 と言っても、あんまりたくさんは言えない。 心配のタネというのは、人によっていろいろだ