困っている人がいる。と、そこへちょうど通りかかった誰かが、その人が困っているのを見て、助けの手を差し伸べる。 とてもシンプルなことなのだが、実際には、案外難しいことなのかもしれない。 ニューヨークに住むデニス・ウィルソンさんは、帰宅途中の地下鉄の中で偶然そのような場面に遭遇した。人間が人間を助ける姿に感動したウィルソンさんによるフェイスブックの投稿が話題となっている。 地下鉄内で分数の個人授業 こちらがウィルソンさんによる投稿だ。赤い服の男性は、3年生の息子に教えるために、昔習った算数の知識を思い出そうと苦戦していた。と、その隣に座った男性が、「自分は数学の教師だったのだが…」と赤い服の男性に個人教授をしてくれたのである。 Facebookで開く 今日、帰宅途中で、向かいの席の赤い服の男性がフォルダーを開いて何か読み始めたの。 何駅か過ぎたところで、その隣の男性が、「何を勉強しているんだい