23日に死去した作詞家・作家のなかにし礼さん(享年82)から生前、「心のこり」「北酒場」などヒット曲の作詞提供を受けた演歌歌手の細川たかし(70)が25日、所属事務所を通じコメントを発表した。 細川は「なかにし礼先生の訃報を聞き、またひとり昭和の偉人が亡くなってしまい残念でなりません。長い間闘病されていたと聞いていたので今は天国でゆっくりとお休みくださいと祈るばかりです」とコメント。くしくも前日の24日には「心のこり」「北酒場」の作曲を手がけた中村泰士さんが20日に肝臓がんで亡くなっていたことが明らかになったばかり。恩人との相次ぐ別れに悲しみに暮れた。 細川は「先生とは私のデビュー曲『心のこり』を作詞して頂いたのが最初の出会いでした」と75年のデビュー当時を回顧。『私バカよね おバカさんよね』。冒頭の歌詞があまりにインパクトが強く、よくキャンペーンなどで子どもに『あっ、おバカさんが歩いてる