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ブックマーク / takedanet.com (27)

  • 武田邦彦 (中部大学): 教育者がどんな時でも死守しなければならないこと・・STAPと教育

    「2014032810081008.mp3」をダウンロード 教育者たるもの、どんな時でも命を懸けて守らなければならないもの、それは「教え子の名誉」だ。教育の責任はすべて教師にある。教えを受けた子供にはない。 STAP論文の関連で、早稲田大学がかつて認めた博士論文の審査を改めて外部に頼むとの報道があった。なんということか!! ・・・・・・・・・ 中学校の時、定期試験で国語の答案を書いて先生に提出し、90点をもらって卒業したとする。その答案が保存され、公開され、ある時に、その答案の内容が「ある有名な文学者の作品の盗用」であったことが分かった。人はすでに30歳で社会で活躍していたが、学校に呼び出されて卒業が取り消されたことを告げられる。 卒業生:「えっ! 卒業取り消し?! だって、先生が・・・それに僕は盗用したのではありません。僕の頭の中に文章が入っていたので、それを書いたのだと記憶しています

  • 武田邦彦 (中部大学): 困った!選挙に行くと増税になりそう?

    「s3zouzeitdyno.265-(8:13).mp3」をダウンロード 赤字国債を出す→政府(政治家と官僚)が使ってしまう→国債を返すことができない→増税(財政を健全化するという言い方)。 実にバカにしている。自分たちで放漫財政を行い、赤字になったから「健全化」するために増税するというのだから。ものすごいばらまき行政をしているのだから赤字も当然だ。 でも、選挙に行くと増税が確定するから困った。何のために選挙に行くのだろう。「言論統制、原発再開、増税」とイヤなことを実現させるために投票に行くのだからイヤになる。 「普通の政党」はないのだろうか? 「言論の自由は欲しい、原発は止めたい、増税はイヤだ」の方が多くの人の希望ではないだろうか?なぜ政党は国民のいやがることだけをするのだろうか? 環境省ができたために環境は悪くはないのに、リサイクルはさせられ、節電を呼び掛けられ、多額の税金と労力を出

  • 武田邦彦 (中部大学): 寿命は体力では決まらない・・・天寿を全うするとはどういうことか?

    「tenjyutdyno.337-(8:24).mp3」をダウンロード 自分の寿命は、体力が尽きるか、ウィルスにやられるかだと思っている人が多い。でも生物の寿命は「社会貢献ができなくなった時」に死ぬのだ。 鮭は川を遡上し、上流で卵を産んで受精したら死ぬ。まだ体力があり、ウィルスに攻撃されていないのに死ぬ.それは肉が体についている内に命を終わり、栄養の少ない川の上流で孵化する自分の子どもが、自分たちの体の栄養分をべながら川を下ることができるためだ. 鮭は年老いて骨と皮になって死ぬのではない。子どもを産んだら「社会的に意味が無いから」死ぬのである。そしてその肉を子どもに提供する. サルの雌は生理が終わると死ぬ.サルの雌は「死にたい」と思って死ぬのではない。子どもを産めなくなったメスが生きていることは、子どもに栄養が回らないから死ぬだけだ。つまり、サルは社会的に意味を失うと自動的に死ぬ. 一夫

  • 武田邦彦 (中部大学): 素晴らしい!大相撲 日馬富士―豪栄道戦

    「ohzumoutdyno.324-(7:41).mp3」をダウンロード 久しぶりに素晴らしい大相撲を見た。2012年11月19日に結び前に行われた日馬富士―豪栄道戦である。 1) 両者が戦っているときに審判員が手を上げて日馬富士の足がでて勝負は終わったとした(強い方の負けの判定)、 2) 行事が相撲を中止させた、 3) 審判員が土俵に上がって協議した結果、審判員の間違いであることがわかった、 4) 審判長が放送で「審判の勘違いだった」として勝負を最初から取り直しにした。少なくとも両力士は感情を出さずに、また相撲を取った。 実に気分が良かった。「人間には間違いがある」という単純なことを認めた潔さ。素晴らしい!このことが他の世界でもできたら良い日になる。不祥事が続いた大相撲であったが、私は今日から大相撲を応援したい。 ただ一つの欠陥は支度部屋でマスコミが日馬富士のコメントを採ったこと、日馬

  • 武田邦彦 (中部大学): 自民党の良いところを捨てた自民党

    2012年6月民主党に57人の造反者を出した消費税増税の採決は日の民主主義に大きな問題を投げかけました。「第一公約をはじめ主要公約とは正反対の政策を進める」ということですから、今後、行われる国政選挙で、国民は投票の時に判断する根拠を失いました。候補者の言うことはウソというのが前提になるからです。 これまでは選挙で投票する判断は「その候補者やその候補者が所属する党の公約や説明を聞いて同意して投票する」ということでしたが、「候補者がウソ(実際にはやる気持ちのないこと)を言う」ことが判明した以上、なにか別の判断基準がいるからです。 私は「前回はウソをつきましたが、今回は正直です」というのは信用しないことにしています。私がNHKは放送を止めた方が良いというのは度重なるウソ報道を続けたからで、「ウソ報道はするけれど、正しい報道もある」などといっても信用しません。 40年ほど前、「資源がなくなる」と

  • 武田邦彦 (中部大学): 人生の落とし穴:::35才脳死説・・・寂しく昼食を採る人たち

    4月に入社した新人は5月になって元気にやっているでしょうか? 5月病といって少しなれてくると体調を崩す人もおられるようです。ところで、人生にはいくつかの落とし穴があります。原発を引き受けてお恵みをもらい、すっかり働く意欲を失ってその方が没落していくのを見ると、これもまた落とし穴の一つと思います。 4月に希望に満ちて会社に入った若い人も、そろそろなれてきた頃と思います。もし若い人がこのブログを読んでおられたら、私の経験を一つお話ししたいと思います。 この図は「35才脳死説」を説明したグラフです。大学を出て就職した直後は、平社員で上司の命令通り動けば良いのですから、楽なものです。大学で習ったことなどほとんど役に立ちません。常識の範囲で立派に仕事をすることが出来ます。 ところが、永久に平社員であることは希で、30才を少し過ぎた頃に、課長や店長など責任ある立場に立ちます。コンビニエンスストアーなら

  • 武田邦彦 (中部大学): 二酸化炭素(CO2)だして温暖化するのはとても大切

    最近、ようやく地球の気温は長期的には「上がっている」のではなく、「下がっている」という科学的事実が報道されるようになってきました。また500年周期、11年周期の太陽活動もそろそろ下降期に入りつつあることも知られてきました。 多くの日人(世界でも日人だけ)が「CO2で急激に温暖化して大変だ」と錯覚していますので、この記事はあるいは唐突かも知れませんが、常に「正しいこと」に接していないと思わぬ被害を受けますので、先入観をとりあえずちょっと横において読んでください。 まずは岩上さんのユーチューブを見ていただけると若干、楽しい気分になります。 http://www.youtube.com/watch?v=rMniMcY2la8 【温暖化騒動の幻】 1988年にアメリカ農業の補助金獲得を狙って始まった「気候変動騒動」は、その後、ヨーロッパに飛び火して「地球温暖化騒動」になり、先進国が発

  • 武田邦彦 (中部大学): 集団自殺を回避する方法(1)・・・誰が節電すると効果的か?

    仙谷議員によると、日が原発を止めるのは「集団自殺のようなもの」らしい。集団自殺というとかなりの人が死ぬことを意味しているが、集団自殺を回避する方法はあるのだろうか? 原発を止めると関西電力管内では夏場に10%程度の電力不足が予想されている。関西電力はこれまで原子力が40%と言っていたので、この数字の意味を少し吟味する必要があるが、ここでは「2012年の夏に関西の方で10%の電力が不足し、集団自殺に相当するような被害が出る」と仮定して、どのような対策を取れば良いかについて前向きの検討した。 まず、このグラフを見ると、夏場の電気消費量が上がり始めたのは1985年ぐらいだが、そのときの電力消費量は現在の半分ぐらいだから、1985年の生活に戻ればまったく問題が無い。それがまず電力消費を考えるときの基だ。 10%不足という今から10年ほど前の状態だから、自分の歳が今から10年若かったとき、

  • 武田邦彦 (中部大学): 日本だけ・・・原発を地震地帯の海岸に作る

    だけ・・・というシリーズも2回目。物事は「自分の頭で考える」というのと「他人は何を考えているのか」とを組み合わせるとさらに理解度が高まります。ただ自分が日人の時には日人同士では同じようなことを考えるので、「他人」を「外人」とするとかなり勉強になります.それがこの「日だけ」です。 今回は原発立地です。世界の原発は、アメリカ、ヨーロッパ、日の三極にあります。アメリカは主として東海岸からミシシッピーより東側の内陸にあり、ヨーロッパは全体的に拡がっています. 一方、世界で「震度6以上の地震がくるところ」はとても少なく、ほぼ「太平洋の端」しかありません。たとえば南米のチリ、日、フィリピン、インドネシアなどに限定されています.下の地図の紫色の丸い点が原発の場所、赤い筋が震度6以上の地震が来るところです. 一見して判りますが、「震度6以上の地震が来るところに原発が立っているのは日だけ」と

  • 武田邦彦 (中部大学): 緊急速報  セシウム降下量のレベル

    1月4日文科省発表の福島市のセシウム137の降下量は1平方キロメートルあたり252メガベクレルであった。この量(252)と茨城県ひたちなか市(福島はデータがないので、当時、一番、セシウムが高かったところ)のデータだが、3月20日から、48,13000、12000、420、63、99,160、ND(0)、21、14,57, 390,(これで3月は終わり)、5月になると、71,0,8,0,0,0,0,0,0,0と0が多くなる。 3月21日、22日が集中的に降った日だが、3月の平均が402だから、1月2日の量は、「3月より少し少なく、5月とは比較にならないほど多い」ということになるので、危険なレベルだ。 たとえば直前の12月には、福島市のセシウム137の降下量は、5から20ぐらいだからハッキリと増大している。いくら何でも間違いではないかと何回も見直しているのだが、単位はMB/km2だし、サンプル

  • 武田邦彦 (中部大学): 緊急速報  セシウム降下と4号機

    12月29日、30日と高かった福島市のセシウム降下量は、いったん12月31日、1月1日と下がったものの、1月2日には「4月なみ(4月は福島からのデータはないので、茨城県北部のデータを参照した)」セシウムが降っている。 この量が続けば3月、4月と同じだから一時避難しなければならない。ただ、今の段階で間違ってはいけないことがある。それは「原因を追及するのではなく、当に3月4月なみのセシウムが降っているのか、なぜそれを政府が警告し、マスコミが報道しないのか?である。 データは文科省の正式報告であり、値は1日で252メガベクレル(1平方キロメートルあたり)だから、十分に警告を出して良いレベルだ。「2,3日、様子を見る」ということかも知れないが、危険な兆候は知らせてくれないと困る。 被曝は足し算だから、直ちに逃げなくても良いが、マスク、外出抑制はまずして、学校の開校は時期をずらした方が良いだろう。

  • 武田邦彦 (中部大学): 緊急憤激  東電は日本から出て行ってください

    事故で引責辞任した東電社長の退職金  2億円 事故で電気代を上げる権利があると言った東電役員 4万ベクレルを超えるのに掃除に来ない東電と九電力 「定時降下物とは何ですか?」と聞く東電記者会見 日人は「悪かった」と謝らなければ許されない社会に住んでいます。 交通事故や産業の事故とあまりに違うのに、記者(新聞、テレビ)が低姿勢!! (音声です) (平成24年1月6日 午後7時) 「takeda_20120106no.386-(7:27).mp3」をダウンロード

  • 武田邦彦 (中部大学): 独占企業の「契約」

    東電は20%値上げを発表する記者会見で「我々には値上げする権利がある」と言った。もともと契約というのは契約する双方の自由意思が不可欠だから、東電やNHKのような特殊な形の企業に「値上げする権利」があるなら、当然のように「独占禁止法違反」であるから、2社以上を共存させるような形に変えないといけない。 東電が電力費を値上げするなら、その条件として「東電の分割」をさせる必要がある。まず送電と発電を分離し、それぞれ2つにする(たとえば、東京神奈川とそれ以外の2つに分離)チャンスである。 5月に当時の菅首相が送電発電の分離を言った瞬間から猛烈な巻き返しが始まり、今に至っている。これを元に戻さなければならない。 「takeda_20111225no.345-(4:09).mp3」をダウンロード (平成23年12月25日)

  • 武田邦彦 (中部大学): 一人ぼっちの大人

    いつから幼児化したのだろうか? 漫画世代と言い、草男子と言われた世代ではない。今、もっとも幼児化したのは今度の原発事故でも「安全だおじさん」に変身した人のようにおもう。つまり、すでにリタイアした年代の男性がもっとも愚かなように感じる。 でも、タクシーに乗って運転手さんと話しても、一日の乗降客が1000人にも満たないような駅の前の喫茶店に入っても、ヨーロッパ通貨危機や落ち葉と人生の関係を話し合うことができる。 地震に襲われれば沈着冷静、世界の見になるような民族なのに、世界から見るとまるで幼児化した集団、一人ぼっちの大人が集まった国のようだ。 ・・・・・・・・・ 世界で日だけが温暖化防止といってCO2(二酸化炭素)の削減をしているのに、重要なエネルギーの議論をするときに「CO2を削減できるから、この発電の方式が良い」と語られる。重要な決定を意味のない根拠に求めるのだから、どうしたのだろう

  • 武田邦彦 (中部大学): 学問で判っていること

    研究者として若く、夢の固まりだった私。物理学を勉強した当時の私はこの世のことは何でも判っているように思っていました。そして科学はその知識を使って「創造的なこと」ができると錯覚していたのです。 40歳ぐらいになった時でしょうか。私の恩師の増子昇先生が「学問は来、整理の学、解析の学なんですよね」と言われました。ヘーゲルの「ミネルヴァのフクロウは夕暮れに飛翔する」という文章を覚えたのもその頃だったと思います。それとほとんど同じ内容の文章をある読者の方から送っていただきました。 「いずれにしても、自然現象に関する研究は起こってしまってから解説するのが精一杯で、因果関係を解明できるほど発達していない。生物学と同様、わからない方がよほど多いのである。自然現象は常に連鎖反応を起こしながら進行するので、予測不能なことが多い。これから一体何がおこるのか、正確にわかっている人は誰もいないだろう。」(小林真「

  • 武田邦彦 (中部大学): 「遅れず」

    「座右の銘」などを書くときに「遅れず」と色紙に書く。昔の中国の言葉でもなく、平易なものだが、かえって意味がとりにくいと言われることも多い。 先日も色紙に「遅れず」と書いたら、意味がわからないから解説をして欲しいと言われた。少し口では言いにくいのでブログで書いておきたいと思う。 人生も後半生になって私は一つだけでも自分が守ることを決めておきたいと思った。自分が少しずつ傲慢になっていくような感じがしたこともそう思った理由の一つだ。 そして、「どんな場合でも、時間に遅れないようにしよう」と決意をしてもう数10年を経た。たとえば、結婚式。かならず2時間前に行く。立場上、主賓のことも多く、万が一にもギリギリになればご両家の方は負担に思うだろう。そうでなくても、おそらくは朝から準備で大変に違いない。そんなときに主賓が来ないと気をもませるのも恐縮だ。 講演会。これももちろん2時間前。航空機を利用するとき

  • 武田邦彦 (中部大学): 福島原発の10シーベルトを考える

    福島原発の排気口近くの放射線量が10シーベルトもあったということで、大騒ぎになっています。 すでにこのブログで書きましたが、土壌の汚染と空間のシーベルトの簡単な関係は、「1マイクロシーベルトなら3000ベクレル」という感じです。1マイクロシーベルトと1シーベルトでは100万倍違いますから、1シーベルトということは30億ベクレルです。つまり福島原発で10シーベルトが観測されたというのは、その辺の瓦礫や建物、地面などが「300億ベクレル」の放射性物質があるということです。 ・・・・・・・・・ この300億ベクレルというのはどういう数字かというと、 1) 福島原発全体の放射性物質量  約6亥ベクレル(土偏と思う) 2) 漏れたと推定される量     100京ベクレル 3) 福島原発の近くに100分の1があるとして、 1京ベクレル 4) 今回の量   300億ベクレル 5) 福島原発付近にあると思

  • 武田邦彦 (中部大学): 節電デマ(トリック) -偉い人がウソをつく手口(1) データのすり替え

    偉い人がウソをつく原理を書いているうちに、「原理と手口」が関係していることも書かなければならないと思った。そこで、「原理」ではなく、「手口」もいくつか整理してみたいと思う。 原発事故のあと、電力が足りないということで「節電」が呼びかけられている。 「電気が足りないから、節電してください」 というのも、 「夏の真昼のクーラーが問題なので、冷房温度を下げてください」 というのは二つとも納得できる。そして、朝日新聞が「家庭での節電」のキャンペーンを始める。 さらに加えて、道徳的なこと(節約は美徳)、環境的なこと(地球温暖化を防ぐ)などで補強して、「個人はもっと節約しなければ」という大合唱である ・・・・・・・・・ 当にそうだろうか? 隠された問題は二つある。 1) 東電の最大生産量は7700万キロワットを超える。それに対して夏場のピーク電力量は5800万キロワットに過ぎない(東電のサボりをカバ

  • 武田邦彦 (中部大学): 2倍以上高い電気代は、どこへ行く -偉い人がウソをつく手口(2) 電気代が高い理由

    電気代は、アメリカ韓国に比べて2倍以上にもなる。 電気を作るのは、石油、石炭、ウランなどを燃やすだけだし、エネルギー価格は国際的に統一されているから、2倍以上の違いが出るはずもない。 ところが現実的には日電気代は高い。その理由、 1) 国民がおとなしいから、 2) マスコミが電気代の比較を報道しないから、 3) 政治家、官僚、学者が丸抱えされているから、 4) 産業界も甘い汁を吸っているから、 である。そして、政治家、官僚、学者、産業界、マスコミに電力会社から配られているお金は、私たちが乏しい財布から払っている電気代というのが哀しい。 そこで、今回は日電気代の高い理由を簡単に説明しておきたい。 ・・・・・・ 電気を作るには発電所がいる。そして作った電気を家庭やオフィスに送るには変電と送電が必要だ。 これらの装置を作り、それを維持するために、電力会社は重工会社、その下請け会社

  • 武田邦彦 (中部大学): 次の原発事故までに「気象庁」を廃止すれば被曝は減る

    (激しくやります。腹が立って!!) 原発事故が起こった3月12日の夕刻のことだった。私は、政府やNHK、それに東大教授が「遠くに逃げろ!」と言ったのにビックリした。 原発から「放射線」がでるのではない。「放射能物質の灰」が火山の噴火と同じように風にたなびいて移動する。だから、「遠く」ではなく、「風をみて」ということだ。 政府は直ちに気象庁に風向き予想を求め、それをNHKが発表し、それを東大教授が解説しなければならない。 ところが、気象庁は福島原発付近の風向きを出さなかった。 奇妙なことにNHKは事故から2週間ぐらいたって、「地震で風向風速計が壊れていたが、昨日から使えるようになった」として風向きの報道を始めたが、実は気象庁は風向きの予想をIAEA(国際原子力機関)には報告をしていたのだ!!! ・・・・・・・・・ 原発の事故でもっとも大切なのは風向きだから、IAEAは原発の事故が起こったら、