_ [社会]バッシングの構造「農業やりたくない」 就職拒否のミャンマー難民夫婦が会見 - MSN産経ニュース 「(農作業は)大変だった。農業はやりたくない」/農作業が早朝から長時間におよび、暑いビニールハウス内で作業する大変さを説明。長男(16)が通っていた夜間中学が遠く、帰りが遅くなることから通学を断念したとも明らかにした。 上にリンクしたニュースを読んで、たいていの人が感じることは「農作業なんて大変に決まってるじゃないか。日本に来ればぜいたくできると思って、甘い考えで来たんだろう。おれだって、毎日朝から遅くまで働いていて、子供も遠くの塾まで通って遅くまで勉強してるんだ。甘ったれるんじゃない」というあたりだろうか。 というか、明らかに上のような反応を狙って書いた記事だと思う。発表された内容のうち、この難民の家族に悪意を持って上手に切り取ると、上のような記事ができあがる。そういう意味ではよ
_ [ネット][心]ずっとここにいるこのブログのタイトルには "I'll be here" という副題のようなものがくっついていて、社労士ブログとしてはなにやら木に竹を接いだような感じになっている。 こうなってしまったのには、いろいろ経緯もあるのだが、このすかしたタイトルをはずさないのには、少しわけがある。 ネット上でなにかを書くとき、ハンドルを使って実生活とのつながりを注意深く隠している人は多い。それ自体は、格別問題ではなく、たいていの人にとって、必要な用心であると思っている。 そういうやり方でネットに存在している人たちは、書いていたブログとか、Twitter とかのアカウントを削除し、メールアドレスも別のものに変えてしまうと、完全に姿を消すことができる。ネットで交流のあった人、ただ単にわたしがブログを読んでいただけで、相手はわたしの存在を知らない人、のうちの一部分が、そうやってわたしの
_ [労働][経営]解雇するときの「品格」が会社を救う そもそも原理的に言って「派遣社員」というのは、「切る」ための社員だ。企業の側からすれば、不況に直面した時にいち早く整理できるからこそ、派遣労働者を雇い入れていたはずなのだ。それゆえ、もし問題があるのだとしたら、それは、「派遣社員を切ること」よりも、「派遣社員という雇用形態を容認しているわれわれの社会」のシステムそのもののうちにある……はずなのだが、こういう時に正論を言ってもしかたがない。 「ハケン切り」の品格:NBonline(日経ビジネス オンライン) 日本での雇用調整のやりにくさ、というのは、以前から言われているところだが、期間工や派遣労働者を雇い止めして非難されるのでは、なんのための有期雇用なのかわからない、と思っている経営者は多いことだろう。しかも、直接雇用している社員ではない、派遣労働者や請負で働く労働者の雇用にまで、派遣先
_ [労働]勤め先が倒産したら、まず労働基準監督署と公共職業安定所へ9時からの NHK ニュースを見ていたら 「迫り来る雇用不安が女性を直撃」と題して、先日倒産した MK グループの保育園を解雇された女性を取り上げていた。 突然の解雇で、現在は貯金を取り崩して生活しているという。しかも母子家庭で大黒柱は彼女。不安で夜眠れないと訴えていた。 しかし、彼女が公共職業安定所で職探しをする様子は映し出されているのだが、失業給付の受給については、まったく触れられていない。おそらく未払い賃金もあるのではないかと思うのだが、労働基準監督署に相談に行っているシーンもなし。単に時間の関係で放送されなかっただけかもしれないのだが、窮状を描写して不安をあおるだけでなく、具体的に勤め先が倒産したときにどうすればいいのか、という部分を放映してほしかった。 まず、給料が遅配したまま倒産してしまい、未払いがある場合には
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