本日発売の一冊をご紹介。ひょんなきっかけで著者の本田さんとお会いすることになり、献本いただきました。パチンコ中毒の当事者からこういう手記が出るのはなんと日本初だとか。 特に本書の中で面白かったのは第二章の「『パチンコ中毒は病気である』に潜む落とし穴」という箇所。 多くの人は、まず自分がパチンコ中毒という「病気」にかかっている、という理解から治療をはじめようとするそうです。ネットを調べてみても、確かに「まずは自分が病気であることを認めなさい」という意見がありますね。 ちなみに米国では実際にギャンブル中毒は「病的賭博」という診断基準もあり、立派な病気として認定されているとのこと。 じゃあ日本でも病気という理解からはじめればいいじゃん、と思いますが、そこに罠があります。 医学的には確かに「パチンコ中毒は『心の病気』」かもしれません。 では、パチンコなど一切やらない、ギャンブルとは無縁な方々は、ど
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