英紙The Guardianは、エドワード・スノーデン氏から提供された機密文書を保存したノートパソコンを英当局の要求に従って昨年7月に破壊したが、この時の様子を撮影した動画が初めて公開された(The Guardianの記事、 The Vergeの記事、 本家/.)。 同紙はスノーデン氏から提供された文書を4台のノートパソコンに保存し、厳重に管理していたが、英当局からデータの返還または破壊を要求され、従わなければ同紙を廃刊に追い込む可能性も示唆されたという。同紙では英国外で流出している文書により報道が続けられると判断し、チームを守るためにノートパソコンの破壊を決めたそうだ。破壊が実行されたのは7月20日。英政府通信本部(GCHQ)の専門家2名による立会いの下、電動ドリルやグラインダーなどを使用して編集者らが破壊したという。また、GCHQが持ち込んだ消磁機も使われたとのことだ。
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新型万能細胞(STAP〈スタップ〉細胞)の研究を主導し、作製に成功――。理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の小保方(おぼかた)晴子さん(30)の画期的成果は、「リケジョ」と呼ばれる理系の女子学生らに力を与えた。「ぶれない信念をもちたい」。そう語る女性たちは目を輝かせ、夢を追いかける。 「研究は自分との闘い。あの年齢で研究リーダーを務め、成果を出したことがすごい」。小保方さんの母校・早稲田大先進理工学部4年の池田愛花さん(22)は喜ぶ一方、これから進む自らの道を見つめて気を引き締めた。同級生の中には親の反対などで文系に進んだ人もいた。そんな中での小保方さんの快挙。池田さんは「女子だから理系はなし、という偏見をなくしたい」と力を込める。 「理系女子の憧れですね!開発成功おめでとうございます!」。首都大学東京の都市教養学部物理学コースで学ぶ佐藤真柚(まゆ)さん(22)は30日、
生前、日本嫌いなのではないかともいわれたスティーブ・ジョブズは、実は日本と深い関わりを持っていた。長年アップルとジョブズを取材してきたジャーナリストの林信行氏が、禅との出会いに始まるジョブズと日本の関係の軌跡をたどる。 2011年10月5日、世界は不世出の偉大な人物を失った。米アップル社の創業者、スティーブ・ジョブズのことだ。 ジョブズは、その死後、1度は潰れかかったアップル社を、わずか15年で時価総額世界一にまで大躍進させた比類なき経営者として大きな注目を集めている。 また名スピーカーとしても名高く、スタンフォード大学で卒業生に向けて行ったスピーチは、世界中の人々を感動させ、日本では高校の英語の教科書のテキストにも採用された。 21世紀初頭という時代をつくった偉人 だが、ジョブズをただの辣腕経営者、名スピーカーとして見るのは狭い見方だ。彼の本当の偉大さは、21世紀初頭という時代の文化や新
死は生命にとって最高の発明――。こんな至言を遺した男の思想には、日本由来の「禅」が深く関わっていた。 なぜ内部基板にまで美しさを求めたのか 「偉大な大工は、見えなくてもキャビネットの後ろにちゃちな木材を使ったりしない」(桑原晃弥『スティーブ・ジョブズ名語録』PHP文庫) これは、11年10月に亡くなったアップル創業者スティーブ・ジョブズの言葉である。製品の外装だけでなく、内部のマザーボードにまで美しさを求めたジョブズは、チップや回路をもっとシンプルで魅力的な配置にしたいと考えた。技術者たちはマザーボードをのぞく者など誰もいないと反論したが、これに対しジョブズが放ったのがこの言葉であった。 製品の本質を重視する彼の精神は、禅の一派である曹洞宗の開祖・道元の教えに通じるところがある。たとえば道元の教えを弟子たちがまとめた『正法眼蔵随聞記(しょうぼうげんぞうずいもんき)』(岩波文庫など)には「実
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