アイドルとのつきあいかた│第4回│接触を楽しめないオタクたち│ロマン優光〈不健全な疑似恋愛関係〉から〈健全な共犯関係へ〉──これからのアイドルとオタクの関係性を考察します。 初回から読む CDの特典券を配りつづけるオタク 多くのオタクにとって接触の場はアイドルとコミュニケーションをとれる場 […]
FacebookXHatenaPocketCopy 毎回、ひとつのキーワードから「問題を考えつづける」ための視点を伝えます。社会学者から若い人へのメッセージ。 連載キーワード一覧 項目をクリックすると、その記事をご覧になれます 【第4期】 〈1〉社会制度──「違いを認めあう」ために見直されるべきもの 岡本智周 【第3期】 〈1〉原発に関する探究学習──教科書が議題化しないこと 小原明恵 〈2〉ひきこもり──言葉が照らしだすもの・覆い隠すもの 関水徹平 〈3〉スピリチュアリティ──宗教の個人化と失われたもの 平野直子 〈4〉「戦後」──じつは不変でも普遍でもない時代 岡本智周 〈5〉教師の質保証について考える──「選抜」から「教育」への転換 津多成輔 〈6〉学校群制度──入学者選抜と格差への問い直し 池本紗良 〈7〉スポーツがつくる境界線──社会的カテゴリの強化と
毎回、ひとつのキーワードから「問題を考えつづける」ための視点を伝えます。社会学者から若い人へのメッセージ。 これまでのキーワード一覧 人生設計を考えるうえで、仕事についてどのように考えるだろう。40代での職業キャリア、60代での職業上の成果などを考えるだろうか。だが、現在でも女性たちは、「子どもができたら仕事はどうしよう」と考える場合が少なくないのではないだろうか。この問いは男性にはない問いであろう。子どもを育てながら仕事を続けられるのか、パートナーは「協力」してくれるのか、職場は対応しているのか、いまでも女性たちは「女性の問題」として悩む。そして自分の仕事のキャリアについてはなかなか思い描けないのではないだろうか。 数のうえからみると、既婚女性たちの就業率は著しく増加した。いまや共働き世帯数は1503万世帯で、専業主婦世帯の2倍以上にのぼる。とりわけ母親たちの就業増加はめざましく、18歳
博士(政策・メディア)。専門は社会学。情報と政治、若者の政治参加、情報化と公共政策、自治体の情報発信とガバナンス、ジャーナリズム、無業社会等を研究。著書に『マーケティング化する民主主義』(イースト新書)、『メディアと自民党』(KADOKAWA)、『情報武装する政治』(KADOKAWA)など。 人々をつなぎ合わせる機能が、希少財になる ――人々は自分の好きな情報にだけ接していたいという意識が強くなっています。メタバースのような仮想空間の中で、自分の好きな世界にどっぷり没入し、そこで一日の大半を過ごしたり、日常の中にも別世界を持って暮らしたりすることが、今後は一般的になるかもしれません。メディアという観点から、こういった未来についてどう感じていますか? インターネット登場以前、マスメディアは人々をつなぎ合わせる役割を担っていました。社会の問題について考えるときも、私たちはテレビの朝と夜のニュー
[CEDEC 2022]一般のゲームがシリアスゲームとして評価される? その変化と具体例を示す「シリアスゲーム最新事情」聴講レポート 編集部:御月亜希 ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2022」の2日目となる2022年8月24日,「シリアスゲーム最新事情 〜 一般的なゲームと相互越境する現代のシリアスゲーム」と題された講演が行われた。 現代におけるシリアスゲームの変化とその具体例について,ゲーム学習論や教育工学を研究している,東京大学大学院情報学環 准教授の藤本 徹氏と,ゲームライターの徳岡正肇氏が語った講演の模様をレポートする。 CEDECには何度も登壇している藤本氏は,シリアスゲームを20年ほど研究している人物だ 本題の前に,まずはシリアスゲームがどんなものかという基本的な定義から講演はスタートした。シリアスゲームとは,「社会の諸領域の問題解決のために開発・利用される(デジ
The Dark Forest Theory of the Internet - OneZero kottke.org 経由で知った文章だが、面白かった。 Kickstarter の共同創業者の Yancey Strickler が、Medium が今年になって開始したテクノロジーと科学をテーマにした OneZero に寄稿した文章だが、彼がそこで最初に持ち出すのは、中国本国でベストセラーになっただけに留まらず、アジア人初のヒューゴー賞受賞となるなど欧米でも高く評価されている劉慈欣『三体』である。 そう、7月に大森望さんらの翻訳で訳書が出る、今から話題の本だ!(別にステマじゃないよ) 三体 作者:劉 慈欣早川書房Amazon 正確に言えば、『三体』三部作で披露される「宇宙の暗い森理論(the dark forest theory of the universe)」なのだが、それは地球から宇
Here’s how you do it. Build a platform which relies on cultural creation as its core value, but which only sees itself as a technology platform. Stick to this insistence on being solely a “neutral” tech company in every aspect of decision-making, policy, hiring and operations, except for your public advertising, where the message is entirely about creativity and expression. Hire a team that’s rewa
ソーシャルネットワークの黄昏、Web 2.0の振り返り、そして壊れたテック/コンテンツ文化のサイクル 2022.08.21 Updated by yomoyomo on August 21, 2022, 20:05 pm JST BSプレミアムで放送された「世界サブカルチャー史 欲望の系譜」の2010年代編「アメリカ 分断の2010s」において、作家のカート・アンダーセンが、映画『ソーシャル・ネットワーク』が作られた頃、マーク・ザッカーバーグは「軽蔑」されてはいなかった、とコメントしていて思わず笑ってしまいましたし、その後に少し考え込んでしまいました。 『ソーシャル・ネットワーク』でのマーク・ザッカーバーグは、お世辞にも好感の持てる人物ではありませんが、それはテクノロジーにほぼ興味がなく、仲間内の特権意識、嫉妬、裏切りといった人間ドラマを描きたかったアーロン・ソーキンの脚本で悪役が割り当て
Social media plays a major role in society. Understanding how to manage its power is an urgent challenge:… https://t.co/hphURABo97
月刊Hanadaが安倍元総理の国葬についてのアンケートをTwitter上で取ったことがTwitter界隈の一部で話題になっているようです. これを受けて,Twitter上では賛成派反対派がそれぞれ投票合戦を繰り返しているようです.2022年8月22日の段階で残り1日で580,440票の投票があるようです. では,実際どのようなアカウントから投票されているのでしょうか?残念ながら投票を行ったアカウントを取得することは出来ませんので,投票したアカウントそのものの分析はできません. そこで,取れるデータからある程度状況を推測するために,アンケートツイートをリツイート(含む引用RT)したアカウントを調べてみることにしました.ツイッターアンケートの場合自分のタイムラインに出たときに回答することが多いと思われますので,おおよそどういったコミュニティがアンケートを広めたのかによって,どのコミュニティのア
――ソーシャルメディアは自分と対立する意見も目に入り、考えるきっかけを与えているのであって、攻撃的な人たち、過剰に書き込む人たちをうまくフィルタリングするなり、抑制ができれば実はそれほど悪くない? 田中 そう思います。一部の人の過剰な情報発信力を抑えれば状況は好転する。実際、既存のネットメディアもユーザーの発信力を一部制限する方向に動いています。たとえばTwitterはいわゆるクソリプ防止機能、フォローしている人しかリプライできない機能を付けましたが、あれはコメントを付ける側の情報発信を制限するためですね。そうすると誹謗は減る。Yahoo!ニュースのコメント欄は長年「荒れ」の震源地になってきましたが、Yahoo!JAPANもコメントポリシーを改訂して、ひところに比べれば嫌韓コピペのようなものが下に沈むようになりました。もちろん、まだまだ工夫する余地はありますが。 ただし「誹謗中傷を規制しろ
――どれだけ劣勢で非科学的な意見、カルトの主張に対しても両論併記して言い分を与えてしまうのがマスコミの悪いところだ、とも言われますが。 田中 極端な陰謀論やカルト的意見は紹介しないというのは、マスコミの態度としては妥当と思います。ただ、ネット上の多くの論争、特に炎上する事件は必ずしもそのようなものではありません。何かに対して意見が対立することは当たり前なのであって、「どっちの味方なんだ!」と言われようともバランスを取って両方に目配せできるメディアがあることは、しっかりと評価されると思います。 ――現状のネット環境下で沈黙している穏健派の人にしてもらいたいことは? 田中 「感情的な罵倒の応酬ではなく、バランスの取れた専門家の議論を見たい」という欲求は、学生を見ていても、また僕自身にもあります。中長期的に見ればネット上でもじっくり対話ができる場ができ、荒れない空間を作る工夫が進んでいくと思いま
Guest 0 Collections Redeem Passcode Sign In Sign Up Guest mode has some restrictions. Please sign in or sign up for free to use all the features of OTOTOY. Guest Mode Messages Collections My Page Settings Register Your Card Purchase History Points History Sign Out オトトイ読んだ Vol.11 文 : パンス 今回のお題 『シティポップとは何か』 柴崎祐二 : 編著 河出書房新書 : 刊 出版社サイト Amazon.co.jp OTOTOYの書籍コーナー“オトトイ読んだ”。ここ10年ほどで、国内のリヴァイヴァルに加えて、海外からも
HOME プレスリリース・研究成果 <プレスリリース>「SNS上での交友関係が豊かでも、現実世界でそうとは限らない :中高年者へのインターネット調査」 発表内容の概要 今や多くの日本人はSNSを日常的に使用しており、中高年者も例外ではありません。この傾向は、新型コロナウイルス感染症蔓延以降、急速に進みました。SNSでは、実際の知り合いかどうか関わらず、多くの人と気軽につながりを持てることが利点です。しかし、それが現実世界の交友関係にどう関係しているかは十分に明らかになっていません。 村山洋史をはじめとする研究チームは、中高年層をターゲットにしたSNS会員に対するインターネット調査を行い、SNSの代表格であるフェイスブック(以下、FB)を介したつながりの実情を調べました。この成果は、国際誌Asia Pacific Journal of Public Healthに掲載されました。 研究目的
これも2019年4月に書いた漫画で、更新のタイミングを失ったまま、ずっと失い続けてたんですけれども、今更新しないと永遠に更新できない気がしたので更新します。 動物化するポストモダン オタクから見た日本社会 (講談社現代新書) 作者:東浩紀講談社Amazonゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2 (講談社現代新書) 作者:東 浩紀講談社Amazon 2019年は物凄い数のvtuberが誕生して、vtuber戦国時代だったんですが、今はもう、企業とそこに所属するvのものといったように潮目が変わりましたね…。 時代の流れは速い……。 なのに僕たちはまだ、ゼロ年代の亡霊を追いかけている……。 ここは悪いインターネットですね。2 作者:小島アジコAmazon
一昔前までインターネットは常に見えるものだった。 Web 1.0 の個人テキストサイトや Web 2.0 のユーザー参加型ウェブサービスでも、ベーシック認証がかけてあったり非公開コンテンツというものもあったがこれらは例外的な存在で、インターネットでは目立つこと、オープンであること、また他者の注目を引くことが善だったしメインストリームの価値観だった(少なくとも自分はそう認識していた)。しかしその構図が崩れようとしている。インターネットがみんなのものになったからだ。 多くの人はインターネットで自分の情報をさらけ出したいなんて思っていない。これまでブログが下火になってきた理由を考察することが何度かあった。手軽に個人が情報発信できる Twitter や Instagram のような SNS が登場してきたからだと思っていた。かつてブログを書いていた人が書かなくなってきた理由としてはその通りだと思う
「若者が動画を倍速で見ている」という話がネットで話題になった。ソーシャルネイティブで他者の共感とコスパを重視する現在の若者=Z世代は、共通の話題となる映像作品を早送りで見ている(のはいかがなものか)というのがその論調だが、果たして本当にそうなのか? 大学でのアンケートを基にその実態と本質を考えたい。 メディア接触・コンテンツ密度・咀嚼(そしゃく)スピード本題に入る前にメディアとコンテンツの関係を押さえておきたい。大学のメディア系の講義で学生に分かりやすく単純化して伝える話でもあるのだが、メディアが「お皿」でコンテンツが「料理」という関係に喩えたりする。同じ物語というコンテンツ(料理)でも、それを載せるメディア(お皿)の形が変われば、たとえ材料が同じでも料理の味わい方やその価値が変わるということだ。 そして、一口にコンテンツと言っても、シーケンシャル(連続的)に受け取らなければ意味を把握しづ
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