回収発表後も事故 異例の対応 1月19日 5時50分 自転車用のチャイルドシートが壊れて事故が相次いだ問題で、ブリヂストンサイクルが、去年9月、製品の回収を発表したあとも事故が多発していることから、消費者庁は、近くメーカーの幹部を呼んで製品の回収状況を聞き取るとともに、幼稚園などを通して保護者に注意を呼びかけるという異例の対応を取ることになりました。 ブリヂストンサイクルは、製造販売した自転車用のチャイルドシートが壊れ事故が相次いだことを受け、去年9月から、過去16年間に販売した金属製の部品を使った12種類のチャイルドシート、およそ57万台の回収を進めています。ところが、消費者庁によりますと、去年12月、愛媛県内で、問題のチャイルドシートの金属製の足を乗せる部分が折れ、2歳の男の子が左足を車輪に巻き込まれて大けがをするなど、メーカーが製品の回収を発表したあとも13件の事故が発生し、このうち