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考え方に関するhomer_wellsのブックマーク (176)

  • なぜお金持ちは紙袋を持つのか?

    みなさん、お金持ちの男性はどんなバッグを持っていると思いますか? セレブ必携のゴヤール、それともエルメスのオーダー? ある地方都市で、お金持ちの男性にご馳走になる機会があった。資産200億円、地元の名士で上場企業の一族、しかもどこでも顔がきく人。しかし手には紙袋……それも誰かがお土産を入れて持ってきたような、クシャクシャのお菓子の紙袋だ。 後日東京に戻ってその話をしたら、一緒にいた女性たち(バブル世代のキャリアウーマンで、たくさんのお金持ちを知っている)が「そういえば、XXさんも紙袋、○○さんも」と、いかに多くの有名なお金持ちが『紙袋』を愛用しているかが判明したのだ。その後、資産家で有名なお医者さまに会ったら、やはり彼も紙袋。お金持ちはなぜ紙袋を好むのか? 彼らは紙袋で移動してもOKだからだ。運転手付きの車、タクシー移動とドアtoドアで雨にも濡れない。だから紙袋でも平気なのだ。 また飛行機

    なぜお金持ちは紙袋を持つのか?
  • 「夫と妻」から「パートナー」に至るまでの長い道のり ← (まだ途中ですが。)

  • 中国が世界制覇できないもう一つの理由 : 外から見る日本、見られる日本人

    2012年09月19日10:00 カテゴリ 中国が世界制覇できないもう一つの理由 日経の電子版に興味を引く記事が出ています。「中国株騒動、米投資家の嘆きと教訓」。アメリカで上場する中国関係の企業の株価が冴えず、また、企業のディスクロージャーが十分でなかったり、相次ぐ不正で上場が危ぶまれるところもあり、それら企業に投資しているアメリカ人も勉強させられているという内容です。 企業ディスクロージャーや不正問題を語るとき、欧米とアジア諸国の温度差を最も感じるケースの一つではないでしょうか?それは欧米に比べてアジア諸国が袖の下、賄賂、特別なアレンジ、配慮などをビジネスの常としているところにあります。これは中国に限らず、韓国も日もそうであります。理由は上を敬うという儒教の精神が根にあるのではないかと思います。 この場合の「上」は年齢に限らず、顧客、世話になった人、人生の先輩など様々なケースが想定さ

    中国が世界制覇できないもう一つの理由 : 外から見る日本、見られる日本人
  • 『大学生のアルバイトに思うこと』

    心もお財布も幸せになる!マネー力磨き お金があったら、幸せ? 世の中には不幸せなお金持ちもたくさんいます。お金がないと不幸せ? う~ん、でもやっぱりある程度はお金があった方がいいな♪ お金の知識を持って経済的に自立すると心もお財布も幸せになっちゃいます。 大学生ともなるとほとんどの子がやっているバイト 私のママ友たちも子育て一段落組が増えてきており、〇〇のレジいくと〇〇ちゃんが、△△にいくと△△ちゃんがウェイトレスをしているとか・・・ そんな話も聞くようになりました バイトしてお小遣いかせぎ 学費を払うので親は精一杯だからね~ 確かに 学校の費用は高い でもな~ なんかもったいない気もするんだけど アルバイトといえば定番はやっぱり飲ですよね 別に飲が悪いというわけではないのですが、飲でのバイトって申し訳ないけれどやっぱり「バイト」なんですよね つまり、キャリアの種にはなりにくい 飲

    『大学生のアルバイトに思うこと』
  • そもそも「円安」は日本経済にとってプラスなのか? | 闇株新聞

    そもそも「円安」は日経済にとってプラスなのか? GW中ですが、先日の追加金融緩和が全く「不発」に終って、再び「円高」「株安」に襲われそうな局面ですので、出来るだけ書き続けて行こうと思います。 こういう議論をすると必ず「円安になると原油の輸入価格などが上昇するため、円高の方が良いのでは?」というご意見が出てきます。そこで日は「極めて概念的」に考えてみます。 日の2011年の名目GDPは468兆円でした。これは1991年の476兆円を下回っておりまさに「失われた20年」なのです。実質GDPで見ればその間も成長しているように見えるのですが「全くの欺瞞」ですので参考になりません。 それでも1991年以降、何回かピークが来ています。最初のピークは1997年の523兆円で、次が2007年の513兆円です。そして円ドルレートはどちらの年もおおむね120円台で、日経平均も1997年1月が17000円

  • 投信ブロガー、金融庁へ!?

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります 先日、金融庁からお呼び出しがかかりました。 と言っても、別に悪いことをしたからではありません。 「今後の金融所得課税の在り方など」について、個人投資家の意見を聞きたいとのことでした。 普段、証券会社や運用会社に、いろいろと直接意見・要望を出し続けている自分としては、その監督省庁に直接お話ができるなんて、これは願ってもいないチャンスではありませんか。 いざ、当日。 金融庁が入っている霞が関ビルに行ってみると、そこには見知った投信ブロガーイーノ・ジュンイチさんとm@さんのお顔が。 ほっとしたところで、金融庁の方々が登場、意見交換が始まりました。 内容については、 (1)日の個人投資家像 (2)日版ISA (3)金融商品に係る損益通算の拡大 について、それぞれ意見を述べるというものでした。 (1)については、日の個人投資家像として、日の個別

    投信ブロガー、金融庁へ!?
  • 人間関係で悩む前に - @ogawakazuhiro @hiro_ogawa

    対人関係で思い悩む人が多いようですが、そういう人はとても純粋で、少なくとも同じ言語を話しているから、自分の話している内容をすべて相手が理解した上で否定され、自分自身も相手の言っていることをすべて理解したうえで それを受け入れられない、そう考えているのでしょう。 しかし、それは非常に傲慢なことです。なぜなら、人間の思考を現在の言語で完全に伝え合うことなどできないからです。 人間が分かり合えるかどうかというのは、実はたいした問題ではありません。 原則として、たいていの人とは分かり合えないからです。これは当のことです。 (分かり合えた!という幻想を互いに持てるような相手に巡り会ったときは、その幻想が死ぬまで潰えることがないことを祈りましょう) 問題なのは、相手の考え方や感じ方、信条などが自分とは違うという事実をもって相手を否定したり、自分が否定されたと思わないことです。 そういうもの、だと思う

    人間関係で悩む前に - @ogawakazuhiro @hiro_ogawa
  • さよならアメリカ、さよなら中国 (内田樹の研究室)

    昨日の結婚式では右隣が某自動車メーカーの取締役、左隣が某貴金属商社の取締役だったので、さっそく日経済の今後について、東アジア圏の経済動向について、現場からのレポートをうかがう。 私は昔から「異業種の人から、業界話を聞く」のがたいへん好きなのである。 あまりに熱心に話を聞くので、相手がふと真顔になって「こんな話、面白いですか?」と訊ねられることがあるほどである。 私が読書量が少なく、新聞もテレビもろくに見ないわりに世間の動向に何とかついていけるのは、「現場の人」の話を直接聞くことが好きだからである。 新書一冊の内容は、「現場の人」の話5分と等しい、というのが私の実感である。 さっそく「TPP加盟でアメリカ市場における日車のシェアは上がるのでしょうか?」というお話から入る。 「多少は上がるでしょう」というのがお答えであった。 アメリカの消費者は同程度のクオリティであれば、ブランドというもの

    homer_wells
    homer_wells 2011/11/01
    「資本主義は消費者の成熟を好まない」
  • TPPについてのよくある誤解

    TPPをめぐる騒動は農業ばかり話題になっているが、ブログにも書いたように農産物への実質的な影響は少ない。糧自給率なんて、あほらしくて論じるにも値しない。それより問題は、主としてサービス業の非関税障壁についての21分野の規制改革だ。今後のフロンティアはサービス貿易だからである。 左の表(クリックで拡大)は外務省の出した21分野についての交渉内容と「懸念事項」だが、率直にいって大した話ではない。医師会は「公的医療保険が崩壊する」などと騒いでいるが、医療保険は交渉対象になっていない。紛争解決機関を設けると企業が政府を訴える制度(ISD)ができることを問題視する向きもあるが、とんでもない話だ。今のように貿易障壁に対して異議を申し立てる制度がないことこそ問題である。 懸念があるのは、知的財産権について著作権保護を「死後70年」としているアメリカが日に「ハーモナイゼーション」を迫ってくることぐらい

    TPPについてのよくある誤解
  • カフェ・ヒラカワ店主軽薄 » 非常時の思想について

    3.11の大震災以来、身体の奥で何かがずっとざわめいていて、たまっている仕事の手がつかず、書かなければいけない原稿もそのままになっている。 ずっと、何かを考えていたはずなのだが、何を考えていたのかも判然としない。確かなことは、身体の奥のざわめきが今も続いていることであり、その理由を探しているということだけである。 この二週間、おれはテレビの画面をい入るように見つめ続け、次から次へと書き込まれるツイッターの言葉を読み続けていた。 その合間をぬって仕事場に出かけ、入院中の父親を見舞った。 夕を作り、洗濯をし、アイロンかけをした。 それらは、ここ一年続いてきた日常と同じであるはずなのに、何かが決定的に違っていた。 それは、おれの身体の奥で何かがずっとざわめいていたからだろう。 何かが決定的に違う。何かがざわめいている。 そろそろ、この何かに言葉を与えなくてはならないと思う。 弟一家は仙台に住

  • 「疎開」のすすめ - 内田樹の研究室

    「疎開」を勧めている。 政府や自治体の方からいずれ公式にアナウンスがあると思うけれども、東北関東の大震災の被災地への救援活動を効率的に実施するためにも、被災地や支援拠点となる東北関東の都市部から、移動できる人は可能な限り西日へ移動することを勧めたいと思う。 いま被災地と、その周辺には限られた資源しかない。特に燃料の不足が顕著である。東日一円では自動車による移動がしだいにむずかしくなりつつある。東海地方にまで地震が広がって、新幹線をふくむ交通インフラの運転も安定していない。 できれば、移動手段に十分な余力があるうちに、移動できる人は西に移動することが望ましいと思う。 福島の原発については、危機的状況をすみやかに脱することを私も願っているが、主観的願望と客観的状勢判断は混同すべきではない。万が一、放射性物質の広域への飛散が始まったときに起こるパニックを想定すれば、「パニックがまだ起こらない

  • 成惠卿さんとお話しする - 内田樹の研究室

    成惠卿(ソン・ヘギョン)さんと能楽についてのセッションの打ち合わせのあとに1時間ほどお話をした。 たいへん興味深い話だったので、忘れないうちにここに記すのである。 ソンさんはSeoul Women’s University の日語日文学学部の教授、韓国の女子学生たちに日語と日文学を講じている。 長く日におられたので、流暢で響きのよい日語をお話しになる。 最初の話題は南北統一について。 これまでも何度も書いてきたように、朝鮮半島の南北統一以外に北朝鮮のハードクラッシュを回避する手立てはないと私は思っている。 「一民族・一国家・二制度・二政府」を掲げた「高麗民主連邦共和国」構想は1980年に金日成が提唱した。 北に有利な制度であったので、このときは韓国側に拒絶されたが、その後の2000年の南北共同宣言ではあらためて連邦の可能性が言及されている。 「落としどころ」はこのへんにしかない

  • 愛してると「愛してる」の違い - 書評 - 括弧の意味論 : 404 Blog Not Found

    2011年02月20日18:30 カテゴリ書評/画評/品評Logos 愛してると「愛してる」の違い - 書評 - 括弧の意味論 NTT出版神部様より献御礼。 木村大治 括弧の意味論 こういう面白くかつとりとめのなく役に立つのかわからないというのは実に書評しづらい。なので「評する」のは諦め、書が読むに足りるであるということをまず指摘した上で、ここではあえて私の括弧論を披露しておくことにする。私自身、何かのおりに書いておきたかったので。 「つまらなさそう」と思う人は、文は飛ばして書の方を。私の括弧論より著者の括弧論の方が面白いのは確かなので。 書「括弧の意味論」はやや不適切なタイトルだと思う。これだと言語学の専門書みたいだ。ずばり「括弧論」の方が括弧いい、失礼、格好がいいというより書の格好と合致する。目次を見ての通り、書はもっと一般的な括弧のである。もっと下世話で、それだけ

    愛してると「愛してる」の違い - 書評 - 括弧の意味論 : 404 Blog Not Found
  • 「バブル」後記 - 内田樹の研究室

    「バブル」について書いたら、いろいろなところから反響があった。 もとのURLで名前が挙げられていた茂木健一郎さんも、勝間和代さんも、それぞれの意見をブログに発表している。 たぶん、このサイトの読者の多くはすでに読まれていると思う。 http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2010/08/post-be9f.html (茂木さん「さあこれから仕事だ」というときに邪魔しちゃってすみません)。 http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/ 私は遠藤店長の言葉のうちに「私に当てはまる批判」を見出し、そのご指摘を多として、これからは反省しよう・・・と思ったわけで、別に茂木さん、勝間さんに批判を加えたわけではない。 その点についてはおふたりともちゃんとご理解いただいていると思うので、心配はしていない。 私が批判したかったのは、日の出

  • カフェ・ヒラカワ店主軽薄 » 消えた老人。

    お暑うございます。 メディアは、連日「消える老人」の話題で持ちきりである。 「老人に何が起こったのか」「何が進行しているのか」 と、何か急に日列島に異変が起きているかのようなアナウンスを行なっている。 最初俺も、何が起きているのかと訝った。 結論から言えば、別に何も起きてはいないということである。 東大阪市の記者会見で、若い(たぶん)記者が「老人の年齢を明かすことは誤解をもごもご・・・」 と歯切れの悪い市の職員に対して「誤解って何ですか」 「例えばどういう誤解があるって言うんですか」と詰め寄っていた。 俺はいつも、この手の社会問題に対して、 誰かに責任の所在があるはずであり、それを最も身近なところに 見つけ出そうとして正義の鉄槌をらわせてやろうというマスコミの態度に対して それこそが問題なんじゃねぇかと思ってきたし、書いてもきた。 問題をもう少し冷静に見てみれば、 一億数千万人の人口を

    homer_wells
    homer_wells 2010/08/09
    「いいじゃないか、それぐらいの無駄が社会の中にあったって」「この世の中が、人が暮してゆける程度の安全と、清潔を保守するために本来は、自分がしなくてはならないことを誰かに代行してもらうコスト」
  • フリーズする政治 - 内田樹の研究室

    たいへん興味深いことであるが、参院選前に「予測」を求める寄稿や取材依頼はたくさんあったのに、選挙が終わってしまうと、「総括」を求める仕事がさっぱり来ない。 むろん、私の「民主微減、自民大敗」という予測がはずれてしまったので、「政治向きのことをウチダに訊いてもつまらん」という合意形成ができたのかも知れない。 けれども、予測がはずれたのはおおかたの政治評論家もいっしょである。 私の知る限り、「民主大敗、自民大勝」という予測を掲げていた人はいないようである(自民党政治家は別だが、それは「主観的願望」と「客観的情勢判断」の意図的な取り違えにすぎない)。 けれども、これほど事前の予測がはずれたことについて、「なぜ、はずれたのか」のアカウントを求めることはたいせつなことだ。 「どうして予想がはずれたのですか」と誰も訊きに来ないので、自分で考えてみることにする。 参院選の前に私がいくつかの取材で申し上

    homer_wells
    homer_wells 2010/07/17
    総意としては「政治過程のフリーズ」を求めている
  • 「開かれた国」であることのコスト - 内田樹の研究室

    経済連携協定に基づいて来日し、今春看護師国家試験を受験したインドネシア人、フィリピン人の受験者254名の合格者は3名だった。 合格率1.2%。 不合格理由は日語で試験が課せられているからである。 日語話者は90%が合格する。 外国人看護師・介護士の受け容れがアジェンダにのぼったのは、小泉政権のときである。 日製品の輸出促進のための関税撤廃を進める見返りとして、フィリピンのアロヨ大統領から要請されたことに端を発する。 日製品を売りたいという日側のニーズと、海外に雇用機会を拡大したいフィリピン側のニーズの「等価交換」から話は始まった。 仙谷由人官房長官は「開かれた国」という国際イメージの定着のためにも、自国語・英語による受験機会への拡大を提言している。 だが、厚労省は、医療介護の現場で言語的コミュニケーションは死活的に重要なので、日語で試験を合格するという線は譲れないとして、これに

  • 英語公用語化について - 内田樹の研究室

    「ユニクロが公用語、英語に」という新聞の見出しを見て、「UNIQLO」という単語が英語の辞書に採択されたのか、すげえと思っていたら、そうではなくて、社内の公用語が英語になったのである。 日の企業ではすでに日産と楽天が公用語を英語にしているが、ユニクロも「日のオフィスも含めて、幹部による会議や文書は基的に英語とする」ことになった。 柳井正会長兼社長は「日の会社が世界企業として生き残るため」と語っている。 海外で業務ができる最低限の基準として、TOEIC 700点以上の取得を求めるのだそうである。 こんな時代にサラリーマンをしていなくてよかったなあ、と心底思う。 英語が公用語という環境では、「仕事はできるが英語はできない」という人間よりも「仕事はできないが英語ができる」という人間が高い格付けを得ることになる。 英語が公用語になったある学部では、英語運用能力と、知的ランキングが同期してし

  • 税金は死んでから納めよう - 小飼弾

    というわけで、前回からの続き。 なぜ増税は消費税であっては駄目なのか – 小飼弾 : アゴラ 長くなったので、続きは次回ということにさせていただく。が、ヒントはここに上げてもよいだろう。 次回はこのグラフからはじまる。 改めてこのグラフをご覧頂きたい。 これはバブル経済のただ中にあった1990年を100とした場合の、名目GDPと個人金融資産の推移である。見てのとおり、名目GDPはほとんど増えていない。「失われた20年」の姿はここにもくっきり映し出されている。 ところが、個人金融資産はその中にあって増えているのである。1000兆だったものが1400兆に。リーマンショックによるへこみも見て取れるが、2009年を見るとGDPがマイナスなのに増えている。一体どういうことなのか? 現役世代から高齢世代への所得移転がその原因ではないか。 年齢階層別の金融資産保有割合をグラフ化してみる:Garbagen

    税金は死んでから納めよう - 小飼弾
  • 北方領土について考える

    大学院のゼミでは北方領土問題が論じられた。 ゼミでこの問題を論じるのは、20 年間大学にいてはじめてである。 沖縄基地問題についての論及回数とは比較にならない。 南島とくらべてそれだけ扱いにくい論件だということなのかもしれない。 学生たちがこの論件を忌避する理由の一つは、たぶんこの問題をリアルかつクールに分析することに対して、きわめてパセティックな「抑圧」がかかるせいである。 領土問題になると、国民国家の成員たちはどの国でもすぐに熱くなる。 「国境線については絶対譲歩するな」という言説が幅をきかすのはどの国でも同じである。 「国境線を譲歩しても、隣国との友好関係を構築するほうが国益にかなう」というタイプの議論をする人間は袋だたきに遭い、うっかりするとテロリストの標的になる。 国境線を少しでも拡げた政治家は「英雄」ともてはやされ、国境線を少しでも失った政治家は「売国奴」と罵られる。 それは古