経済学者のことがうらやましいです。コンピュータ・サイエンティストとは違い経済学者は、革新的な研究をすればベストセラー本が出せるようです。 ピケティの『21世紀の資本論』 は良い例です。この本はその名の通り、マルクスの『資本論』を彷彿とさせます。まだ読んでいない方のためにお伝えすると、この本のメッセージはシンプルで、“資本から得られる所得は賃金の成長率より高い。すなわち、資本を有する層がより裕福に、よりパワフルになっていく”、ということです。人口の大半にとっては救いがない状況です。少数のエリートが全ての富を手にし、普通の人たちには何も残されない世界が現れることになります。この観測自体は目新しいものではありません。よく知られている 富の集中 という概念でも、同様の標語を掲げています。“ 富めるものはますます富み、貧しいものはますます貧しくなる ”、です。 誰でも同じような声をあげることはできる
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