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2010年4月5日のブックマーク (3件)

  • 『ラミクタールと希死念慮』

    希死念慮は過去ログでは器質性色彩が強い所見と書いている。たぶん、うつ状態に伴うとは言え、内因性由来ではないものが大半であろう。 双極2型の人がしばしば慢性的な希死念慮を抱いているのは、おそらく器質的なものが混入しているためで、疾患的に不純物が多いからと思う。これは時に生来性の軽微な器質疾患の人たち、あるいは広汎性発達障害の人たちがあたかも双極2型に見えることがあることでもわかる。 だから、双極2型は単一疾患ではなく症候群であり、薬物治療においてもそういう視点が必要と思われる(参考)。 ラミクタールを希死念慮に処方し始めると、当初から希死念慮が軽減し楽になったと言う人が比較的多い。最初は、これほど希死念慮に劇的に有効な薬はないと思うほどの成功率と思った。希死念慮の軽減には個人差があり、極めて少量(12.5㎎程度)を隔日で始めても消失する人すら存在していたからである。 しかし長期的にはやや難し

    『ラミクタールと希死念慮』
    hotsuma
    hotsuma 2010/04/05
    ラミクタールと希死念慮
  • 『ラミクタールと重篤な中毒疹』

    ラミクタールで最も有名なのは、その効果ではなく、むしろ重篤な中毒疹の発現が高いことと思われる。臨床上、ラミクタールは軽微な中毒疹の発現率は非常に高い。しかし、アレルギー体質の人が必ず中毒疹が出るわけではなく、この薬に限れば大丈夫ということはよくみられる。 ラミクタールが発売されるまで、精神科で汎用されるもので最も中毒疹の危険性がある薬物はテグレトールやアレビアチンであった。他の抗てんかん薬も危険性が高い。従って、その質的な毒性を考慮して、僕はなるだけテグレトールは使わないようにしている。(使わないわけではない。全く使わないと精神科医はできない) ラミクタールで言われる重篤な中毒疹とは皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群 Stevens-Johnson syndrome)や中毒性表皮壊死症(ライエル症候群 Lyell syndrome)のことである。 ラミクタールは1993年

    『ラミクタールと重篤な中毒疹』
    hotsuma
    hotsuma 2010/04/05
    ラミクタールと重篤な中毒疹 フェノバールやアレビアチンはもう長いこと新規処方してないな
  • http://blog.livedoor.jp/ytsubono/archives/51772747.html

    hotsuma
    hotsuma 2010/04/05
    未治療の視力低下で認知症のリスク増大 白内障手術には追い風だな