入院治療の必要性がない患者を早期に退院させ、地域で暮らせるようにするのが狙い。退院支援に携わる精神保健福祉士らを配置するなどの取り組みを、早ければ来年度から始める。 同日開かれた有識者検討会のとりまとめを受けた。 国内の精神疾患による入院患者は約33万人(2008年)で、約22万人が1年以上の長期入院だ。10年以上の入院も7万人を超える。統合失調症が多いが、近年は認知症も増えている。 入院期間を短縮させるため、発症間際で症状が激しい患者に対応する医師の配置基準を、現在の3倍と一般病院並みに増やす。精神保健福祉士や作業療法士など、退院支援に当たる専門職も置くようにする。
パニック症は、何のきっかけもなく急に胸がドキドキし、息が苦しくなり、めまいや吐き気などの発作のような身体症状があらわれ、「このまま死んでしまうのではないか」「発狂してしまうかも」などと強く不安を感じる病気です。 パニック症(パニック障害)の主な症状は? パニック症は、「パニック発作」「予期不安」「広場恐怖症」という3つの症状があります。また、慢性的なパニック症の場合は「非発作性不定愁訴」が見られることもあります。 パニック発作 不意に理由なく激しい恐怖感または不快感とともに下記の13の症状のうち4つ以上、突然あらわれる状態です。 多くの場合、数分でピークに達し、30分前後でおさまっていきます。 パニック発作は、心電図や血圧、採血などの検査をしても、身体的な異常がみつからないのが大きな特徴です。 身体の症状 心臓がドキドキする、または心拍数が増加する 汗をかく 身震い、手足の震え 呼吸が早く
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