これはカンファレンス・事例検討会議の進行を 担当するのに、めっさ役立つ。 このところ、 カンファとかで助言する機会 が増えつつある。 よく、その際に進行に関して感じるのが、 なんで、こまかいことをずーと質問させつづけ、 見取り図みたいのを、描かないまま すすめるんだー という、イライラ感です。 あんまし、はじめっからでしゃばって仕切ってもいかんと 思うんで、多くは我慢してますが。 えんえんと質問し続ける人がいたりとか、あるいは突然 解釈をガツーンと言い出すひとがいたり、そのまんま 時間が過ぎていくことがある。 いくつか選択肢となる仮説を まとめていきつつ、それらを多面的に検討して いき、なんらかの指針が得られないと ほとんどの参加者は いらいらするでしょう。 あるいは、 一人のカリスマ的助言者の高説で、決めつけられるのも また、当然よくないでしょう。 その点、この本は、 カリスマ的な助言者