南アフリカのファッションデザイナー、ゲルトヨハン・クッツェー氏(左)のスタジオで、ショー前の試着を行う弁護士で、モデルを兼業するタンド・ホパさん(2015年6月13日撮影)。(c)AFP/GIANLUIGI GUERCIA 【6月29日 AFP】南アフリカ人のタンド・ホパ(Thando Hopa)さんは、アルビノ(先天性色素欠乏症)に対する偏見と闘うためにモデルになることを決意する日まで、いつも長袖を着て日光を避けながら生きてきた。 色素の欠乏で肌の色が白くなるこの先天性疾患の患者たちは、時に差別されたり、殺されることまである。だが、アルビノで小柄なホパさんは、ショーモデルの世界に飛び込んだ。 ノーメイクの白い顔に赤紫の口紅だけ。白い髪をタワーのように立てたホパさんは2013年、『フォーブズ・ライフ・アフリカ(Forbes Life Africa)』誌の表紙に彗星のごとく登場した。「私が撮