線維性筋痛症、慢性疲労症候群、顎関節症、低髄液圧症、化学物質過敏症など、マスコミが医者の不勉強のせいで誤診が・・・と騒ぐ病名である。こういった疾患は、FSS(機能性身体症候群)との合併あるいはFSSの部分症状である場合がある。 テレビ番組などでよく、30軒~100軒めの病院でやっと正確な診断されたなどと主張する事例では、“重症疾患やイメージ化された病態”を要求するFSSの特性が観察される。だが、係わった医療機関・医師はメディアでは患者の都合の良い病名をつけた病院以外はやぶ医者およびやぶ病院扱い FSS患者そのものを仮病扱いしてはまずいので、腫れ物扱いにせざる得ない医師や医療関係者、そういうことでさらにFSSの病態の固定化がはじまる ・・・さらにやっかいなのは、メディアの存在 メディアが関与し、集団的疾病利得が出現、科学的信憑性の検討がないまま、疾患概念が暴走し、専門家を無視して元々知ろうと
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