トップ > 愛知 > 7月10日の記事一覧 > 記事 【愛知】 整形外科医不在の危機 名古屋市の障害児通所施設 2009年7月10日 名古屋市の就学前の障害児通所施設「地域療育センター」などで常勤の整形外科医が相次いで退職する事態を受け、母親らが9日、後任医師の採用を求め、市に緊急要望をした。整形外科医が不在となる恐れもあり、母親らは「障害児の早期療育システムが崩壊してしまう」と危機感を募らせる。 地域療育センターは市内に3カ所あり、それぞれ中核の障害児の通所施設に診療所を併設。治療や保育、訓練、相談などに対応している。整形外科医は子どもの障害に合わせ、靴やいすなどの装具の製作や、リハビリのための指導書を作成する。 西部地域療育センター(中川区)では、1人しかいない常勤の整形外科医が8月末で退職予定。この医師は北部地域療育センター(西区)も兼ね、このままだと両施設で整形外科医が