未知谷刊『亡命ロシア料理』に寄せられた感想です。2014年11月に新装版を刊行。 ●池澤夏樹さん(作家) 「『亡命ロシア料理』がおもしろかった。(......)味覚は文化であり、文化は批評を含む。アメリカのひどい食べ物を罵倒しつつ、手に入る素材で懐かしい味を甦らせようと工夫を重ねるレシピ本。この二人のエッセーは皮肉の利いた文章が辛味の利いた一皿のようにおいしい」(週刊文春2014年12月25日号) 続きを読む
私がかかわるあるレストランの話。 そこではデザートのアイスクリーム類を基本的に手作りしているのだが、大口の宴会で最後に出すお口直しのシャーベットまでとなるとさすがにそこまでは手が回らず、業務用の物を仕入れて使っている。 業務用のシャーベットはもちろん不味くはない。 がしかしとりたてて美味しいわけでもない。 私はずっとその事が微妙に引っかかっていたのだが、最近になってついにびっくりするほどおいしい業務用シャーベットに出会った。 それはヨーロッパのメーカーからの輸入物で、価格もそう別に高くもない。 さっそく私はその店のシャーベットをそれに変えた。 これで、たとえ誰も期待していない宴会後のお口直しの時でさえ、自信を持って最高のシャーベットを出す事ができる。 私は大満足だった。 それからしばらく経ってから、私の知り合いがその店の宴会コースを利用してくれた。 10人ほどの職場の集まりである。 そして
さて、東京に引っ越して数週間たった。結論から言うと、東京は住みにくい。 東京に来てまず気がついたのは、メシのまずさだ。どの飯屋に入っても、京都より数百円高い上に、クソまずい。私は未だに、東京でまともなメシ屋を発見したことがない。それは、何万円も払うような店ならば、少しは違うのかも知れないが、私はそんなごちそうを食べたいのではない。普通のメシを普通の値段で食べたいのだ。東京の飯屋は、800円や1000円も取る割に、どうやったらこんなにまずく作れるのだと疑問に思うほどまずいメシしか出てこない。 色々と考えた挙句、結局、東京には出汁という文化がないのではないかという結論に達した。東京には油か醤油の薄め液しかないのだ。 とくに、うどんとそばが最悪だ。そばはまだともかく、うどんはつゆの良し悪しで味が大きく左右されるというのに、東京の飯屋のめんつゆは、醤油の薄め液のようなものしか出てこない。パスタにケ
「ドーナツカレー」について、ミスタードーナツに話を聞いた。ミスドが「ドーナツカレー」を発売ミスタードーナツは先日、ハウス食品と共同開発した「ドーナツカレー」を期間限定で発売した。もちもち食感の「ポン・デ・リング生地」とサクサク食感が特徴の「イースト生地」に、「キーマカレー」「グリーンカレー」「欧風カレー」の3種類のカレーフィリングを合わせた、全6種類。 ミスタードーナツがカレーの魅力をさらに引き出す様々な食感の生地を開発し、ハウス食品が数限りないスパイスの組み合わせから半年以上かけてカレーフィリングを開発したという。「misdo meets」の第3弾ドーナツカレーは、最高水準の素材と技術を持った企業と商品を共同開発する「misdo meets」の第3弾。第1段として今年4月7日には、宇治茶専門店「祇園辻利」と共同開発した「祇園辻利 抹茶スイーツプレミアム」合計8種を限定発売。4月26日には
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