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ブックマーク / www.afpbb.com (76)

  • ピケティ氏とスティグリッツ氏、英労働党コービン新党首の経済顧問に

    著書『21世紀の資』の日語版発売に合わせて来日し、東京都内の日記者クラブで会見する仏経済学者トマ・ピケティ氏(2015年1月31日撮影、資料写真)。(c)AFP/TOSHIFUMI KITAMURA 【9月28日 AFP】英労働党(Labour Party)は27日、ジェレミー・コービン(Jeremy Corbyn)新党首(66)の経済政策を支える諮問委員会のメンバーに、仏経済学者トマ・ピケティ(Thomas Piketty)氏とノーベル経済学賞受賞者の米経済学者ジョセフ・スティグリッツ(Joseph Stiglitz)氏を選任したと発表した。 経済諮問委員会は、労働党の「影の財務相」ジョン・マクドネル(John McDonnell)氏の下で年4回招集され、党の経済政策構想を練る。 ピケティ氏は、富の不平等問題を説いた著作「21世紀の資」がベストセラーになった。一方のスティグリッツ

    ピケティ氏とスティグリッツ氏、英労働党コービン新党首の経済顧問に
  • ワインの芳香、大半は酵母に由来 研究

    グラスに注がれたロゼワイン。仏ラ・ロンド・レ・モールのシャトーで(2012年8月28日撮影、文とは関係ありません)。(c)AFP/GERARD JULIEN 【9月25日 AFP】ワイン生産は高度に専門的な仕事で、土壌組成から季節、天候、化学、風味、さらには市場や販売に及ぶ詳細な知識が不可欠だ──。しかし24日に発表された研究論文によると、シャブリやシャルドネなどのワインの独特の芳香や風味は、脳を持たない単細胞生物の存在があって初めて得られるのだという。 英科学誌ネイチャー(Nature)系のオンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」に掲載された研究論文によると、ワイン醸造でこれまで見過ごされていた「出芽酵母(学名:Saccharomyces cerevisiae)」と呼ばれる酵母菌の一種は、ワインの風味や味に「小さいが重要な」貢献をしてい

    ワインの芳香、大半は酵母に由来 研究
  • 足指を触られてどの指か分かる?被験者の半数近くが誤認、研究

    中国・香港で、足のマッサージを受ける客(2011年1月31日撮影、文とは関係ありません)。(c)AFP/MIKE CLARKE 【9月22日 AFP】「あなたは、自分の足指がそれぞれどこにあるか、ちゃんと分かっていますか?」――奇妙な質問かもしれないが、人間は足指の位置を正しく認識できていない可能性があることを示す研究論文が21日、発表された。 自宅で横になって目を閉じ、誰かに足指を1つついてもらい、それがどの指だったかを言い当てる実験をしてみてほしい。 答えに詰まっても驚く必要はない。英学術誌「パーセプション(Perception)」に掲載された研究論文によると、実験に参加した人々の中で(一番大きい指の隣にある)第2指を言い当てられなかった人は半数近くに上ったという。 AFPの取材に応じた論文の共同執筆者、英オックスフォード大学(University of Oxford)のネラ・シッ

    足指を触られてどの指か分かる?被験者の半数近くが誤認、研究
  • 新種の巨大ウイルス2種、仏チームが発見 生命体の分類見直しか

    パリ(Paris)にある国立科学研究センター(National Centre for Scientific Research、CNRS)のロゴ(2012年12月7日撮影、資料写真)。(c)AFP/LIONEL BONAVENTURE 【7月20日 AFP】これまで世界最大とされてきたウイルスの2倍の大きさのウイルスを2種類発見したという論文が、米科学誌サイエンス(Science)に発表された。全く新しい分類に属する生命体の可能性があるという。 論文を発表したフランスの研究チームによると、「パンドラウイルス(Pandoravirus)」と命名されたこれらのウイルスは、人間に病気を引き起こす種類ではないとみられている。 パンドラウイルスの最も興味深い点はその巨大なゲノム(全遺伝情報)で、インフルエンザなどの他のウイルスが持つ遺伝子の数は10個なのに対し、パンドラウイルスでは1900~2500個

    新種の巨大ウイルス2種、仏チームが発見 生命体の分類見直しか
  • 米陸軍士官学校「枕投げ」で30人負傷、1人意識不明か

    米ニューヨーク州ウェストポイントにある米陸軍士官学校の卒業式で、恒例の帽子投げをする卒業生たち(2014年5月28日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/Spencer Platt 【9月5日 AFP】米ニューヨーク(New York)州ウェストポイント(West Point)の陸軍士官学校(United States Military Academy)で、初年度の夏季訓練を修了した学生らによる恒例の「枕投げ」がエスカレートし、30人が負傷していたことが明らかになった。 4日の米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)によると、陸軍士官学校で8月20日に行われた「伝統の枕投げ」により24人が脳振とうを起こすなど計30人が負傷した。脚の骨折や肩の脱臼なども報告された。 同紙によると、少なくとも1897年にまでさかのぼる恒例の枕投げは米陸軍士官学校の「通過儀

    米陸軍士官学校「枕投げ」で30人負傷、1人意識不明か
  • 心理学の研究結果、6割以上が再現不可能 検証調査

    ニューヨーク市内を歩く人々(2014年11月21日撮影、文とは関係ありません)。(c)AFP/Jewel Samad 【8月28日 AFP】人がどのように行動したり思考したりするかに関する科学的研究は、外部専門家らによる研究結果の再現が不可能なものが多いとの研究報告が27日、発表された。心理学研究の信頼性に関する新たな疑問を浮上させる結果だという。 科学者270人からなる研究チームは、2008年に米国の主要査読学術誌3誌に発表された心理学と社会科学の研究論文100件について、その結果の再現を試みた。 米科学誌サイエンス(Science)に発表された調査結果によると、元の研究論文と同じ結果が得られたのは、全体の39%にすぎなかったという。 調査対象論文の研究テーマの範囲は、人々の社会生活や他者との交流から、知覚、意識、記憶などに関する研究までに及ぶものだった。 サイエンス誌の編集主任を務め

    心理学の研究結果、6割以上が再現不可能 検証調査
  • 水圧破砕法、カナダで地震の引き金に

    米テキサス州オデッサで、水圧破砕法(フラッキング)に使う砂を運搬したトラックを洗う男性(2015年2月4日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Spencer Platt 【8月27日 AFP】2014年8月にカナダで起きたマグニチュード(M)4.4の地震について、カナダの石油・ガス規制当局は、議論の的となっているシェールガスの採掘方法「水圧破砕法(フラッキング)」が引き金となって起きたものだとの見解を示した。カナダ公営放送局のカナダ放送協会(CBC)が26日、報じた。 CBCによると、ブリティッシュコロンビア州原油・ガス委員会(British Columbia Oil and Gas Commission)は、同州北東部で操業するマレーシアの国営石油会社ペトロナス(Petronas)の子会社によるフラッキングと、14年8月にフォートセントジョン(Fort St John)で観測

    水圧破砕法、カナダで地震の引き金に
  • 中国の第2次大戦映画、歴史歪曲と非難集中

    中国・北京にある天安門に掲げられている毛沢東の肖像画(2014年9月30日撮影、資料写真)。(c)AFP/Greg BAKER 【8月18日 AFP】中国の新作映画が、第2次世界大戦(World War II)中のカイロ(Cairo)会談に出席していなかった中国文化大革命の指導者、毛沢東(Mao Zedong)を、同会談で重要な役割を果たした人物として描いたことで、史実を脚色しているとの批判がソーシャルメディア上で相次いで上がっている。 この新作映画『カイロ宣言(The Cairo Declaration)』は、中国政府による日降伏70年記念の各種行事の一環として、中国人民解放軍の関連企業が制作した。 米国、英国、中国の代表らは1943年11月、アジアに対する戦後の方針を策定するためにエジプトの首都カイロで会談し、戦前に日に割譲された領土は中国に返還されるべきだという決定を下した。 し

    中国の第2次大戦映画、歴史歪曲と非難集中
  • 火星の青い夕焼け、キュリオシティーが撮影

    米航空宇宙局の火星無人探査車「キュリオシティー」が捉えた、火星の青い夕焼けの画像(2015年4月15日撮影)。(c)AFP/NASA/JPL-Caltech/MSSS/Teaxs A&M 【5月14日 AFP】米航空宇宙局(NASA)の火星無人探査車「キュリオシティー(Curiosity)」が初めてカラーで捉えた火星の夕日の画像が公開された。 画像は、キュリオシティーに搭載されたマストカメラ(Mast Camera、MastCam)の左側カメラによって、火星でのミッション開始から火星日で956日目に当たる先月15日、ゲール・クレーター(Gale Crater)から撮影された。技術的な問題で生じたノイズを除去するため、ホワイトバランスなどの補正処置が施されている。 火星では、大気中のちりに含まれる微粒子によって、太陽光に含まれる青色が、他の比較的長い波長の色に比べて効率的に大気層を通過する。

    火星の青い夕焼け、キュリオシティーが撮影
  • 中東で発見の現生人類の頭蓋骨、人類大移動解明の手掛かりに

    イスラエル北部ガリラヤ地方の西部にあるマノット洞窟遺跡で発見された頭蓋骨(2015年1月28日撮影)。(c)AFP/MENAHEM KAHANA 【1月29日 AFP】中東で発見された約5万5000年前の頭蓋骨の一部について、現生人類の祖先がアフリカの発祥地をいつ離れたかに関する手掛かりを与えるものとする研究論文が、28日の英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された。この発見は、現生人類の祖先がネアンデルタール人(Neanderthals)と共存していたとする説の裏付けにもなるという。 米ケース・ウェスタン・リザーブ大学(Case Western Reserve University)などの国際研究チームが発表した論文によると、イスラエル北部ガリラヤ(Galilee)地方の西部にあるマノット(Manot)洞窟遺跡で発見されたこの頭蓋骨は、解剖学的現代人と呼ばれる初期の現生人類「ホモ・サ

    中東で発見の現生人類の頭蓋骨、人類大移動解明の手掛かりに
  • 高齢者の嗅覚機能低下、5年以内の「死期」示唆か 米研究

    仏中部オルム(ormes)にある化粧品メーカーの研究室で、製品の臭いを嗅ぐ関係者(2010年2月24日撮影、資料写真)。(c)AFP/ERIC PIERMONT 【10月2日 AFP】高齢者における嗅覚機能の低下は、以降5年間に死亡する可能性を高い確率で示唆する「前兆」であるとした研究論文が、1日の米オンライン科学誌プロスワン(PLOS ONE)に掲載された。 研究論文は「全米社会生活健康加齢プロジェクト(National Social Life, Health and Aging Project、NSHAP」の一環として行われた初の在宅調査の結果を基にしたもので、この調査を通じて年齢57~85歳の調査対象者のうち、嗅覚に関する簡単なテストで正確に答えることができなかった人の39%が、その後の5年以内に死亡していたことが判明している。また、嗅覚機能に軽度の低下が認められた人と健全な状態と判

    高齢者の嗅覚機能低下、5年以内の「死期」示唆か 米研究
  • 日本の川崎病、中国からの風が原因か

    深刻な大気汚染に見舞われた中国・上海(Shanghai)市内をマスクを着けて歩く女の子(2013年12月5日撮影、資料写真)。(c)AFP/Peter PARKS 【5月20日 AFP】主に乳幼児が発症する「川崎病」は、中国北東部から風に乗って日に運ばれてくる毒素が原因の可能性があるとの研究結果が19日、発表された。 川崎病の発症例は世界各地で確認されているものの、日で最も多い。症状には発熱、発疹、爪の剥離が含まれ、患者の25%は、心臓の血管が膨張し死に至ることもある「冠動脈瘤(りゅう)」を発症する。予防法は存在しないが、人から人へは感染せず、発症しても大半は数週間で完治する。 1967年に発見されて以来、原因は謎とされてきたが、日では1年のうちの特定の時期に患者が増えることが分かっていた。 研究を率いた米カリフォルニア大学サンディエゴ校(University of Californ

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  • キリストは結婚していた?初期教徒の記述に「妻」、ハーバード大教授が発表

    ハーバード大学神学大学院(Harvard Divinity School)のカレン・キング(Karen King)教授が発見した、イエス・キリストが結婚していたことを示唆する4世紀のパピルス紙片の表面(2012年9月19日提供)。(c)AFP/Harvard Divinity School/Karen L. King 【9月20日 AFP】(写真追加、一部更新)初期のキリスト教徒の一部の間ではイエス・キリスト(Jesus Christ)は結婚していたと信じられていたと、米ハーバード大学(Harvard University)の教授が学会で発表した。「私の」というキリストの言葉が4世紀のパピルスの紙片にコプト語で書かれているのを発見したという。18日の大学公式紙ハーバード・ガゼット(Harvard Gazette)が伝えた。 コプト語はエジプトのキリスト教徒が使っていた言葉。見つかったパピ

    キリストは結婚していた?初期教徒の記述に「妻」、ハーバード大教授が発表
  • ビットコイン考案者「中本氏」を特定、64歳日系米国人 米誌

    香港(Hong Kong)で初めてオープンした仮想通貨「ビットコイン(Bitcoin)」が使える小売店(2014年2月28日撮影、資料写真)。(c)AFP/Philippe Lopez 【3月7日 AFP】(一部更新)米誌ニューズウィーク(Newsweek)は6日、幾年にもわたり謎とされてきた「中哲史(Satoshi Nakamoto)」として知られる仮想通貨ビットコイン(Bitcoin)の考案者の正体を特定したと報じた。この名前はこれまで「偽名」と考えられてきたが、なんと名であることが分かったという。 同誌の記者は、ロサンゼルス(Los Angeles)郊外の質素な2階建て邸宅で暮らす鉄道模型が好きな「ドリアン・S・ナカモト(Dorian S. Nakamoto)」という名の64歳の日系米国人物理学者にたどり着いた。 だがナカモト氏はビットコインの考案者であることは直には認めず、記者

    ビットコイン考案者「中本氏」を特定、64歳日系米国人 米誌
  • 「天使に翼はない」、カトリック天使学者の見解

    オーストリア・ウィーン(Vienna)にあるカールス教会(Karlskirche)の天使像(2013年4月13日撮影、資料写真)。(c)AFP/ALEXANDER KLEIN 【12月23日 AFP】天使は実在するが、翼はなく、光の筋のような存在だ――ローマ・カトリック教会(Catholic Church)の最上位「天使学者」が、このような見解を発表した。 昨今のニューエイジ(New Age、精神世界・スピリチュアル)ブームにより天使人気は再燃している。「キリスト教における天使は再発見されている」と、レンゾ・ラバトーリ(Renzo Lavatori)神父は伊ローマ(Rome)にある華やかなフレスコ画に彩られたルネサンス(Renaissance)様式のカンチェッレリア宮(Palazzo della Cancelleria)でAFPの取材に語った。 ラバトーリ神父はさらに、「天使の存在を感じる

    「天使に翼はない」、カトリック天使学者の見解
  • 最古のイヌは欧州で生まれた、サイエンス誌

    フランス・パリ(Paris)郊外の施設で撮影されたオオカミ(2013年9月18日撮影)。(c)AFP/MIGUEL MEDINA 【11月15日 AFP】(一部更新)イヌ科動物の化石から採取したDNAと現代のイヌ科動物のDNAを比較したところ、イヌ(イエイヌ)の起源が欧州にかつて生息していたオオカミである可能性が高いとの国際研究が14日、米科学誌サイエンス(Science)に発表された。 人間の最も古く親しい友であるイヌの祖先は、狩猟採集民が捨てたゴミから骨をあさっていたとされるが、次第に大胆な行動をとるようになり、より多くのエサをべられることを学んだ末、人間になついたと考えられている。この家畜化のプロセスについて研究チームは、約1万9000年~3万2000年前に始まったとみているという。 フィンランドのトゥルク大学(University of Turku)や米カリフォルニア大学ロサンゼ

    最古のイヌは欧州で生まれた、サイエンス誌