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2023年5月26日のブックマーク (2件)

  • 実質賃金の低下はなお長く続く(3月分賃金)

    実質賃金は12か月連続で低下 厚生労働省が5月23日に発表した3月分毎月勤労統計(確報)によると、現金給与総額は前年同月比+1.3%(前月は同+0.8%)となった。変動の激しい所定外給与(残業代)やボーナスなど一時金を含まない所定内給与は、同+0.5%(前月は同+0.8%)となった。 さらに、現金給与総額を消費者物価(持ち家の帰属家賃を除く総合)で割った実質賃金は、前年同月比-2.3%と大幅な低下となった。実質賃金が低下したのは、これで12か月連続である。ちなみに、2022年度の実質賃金は前年度比-1.8%と2年ぶりのマイナスとなった。 春闘での賃上げ率は予想外に上振れたが、それが格的に賃金統計に表れてくるのはこれからである。それでも、実質賃金が前年比で上昇に転じるまでにはまだかなり時間がかかるだろう。 安定した推移を見せる所定内賃金上昇率は、春闘のベアと比較的近い動きを過去に示してきた

    実質賃金の低下はなお長く続く(3月分賃金)
    howlingpot
    howlingpot 2023/05/26
    図表2は統計解釈の良いレッスン。「安倍政権後半で劇的に下がっ」たと思ってしまった人は、赤い線に注目することで、雇用拡大による労働者の構成の変化が巷間言われる賃金や生産性の見かけ上の変化の原因とわかる。
  • 日銀バランスシート、必ずしも正常ではないが当面は仕方ない=植田総裁

    5月25日、日銀の植田和男総裁(写真)は、参院財政金融委員会で、大規模な金融緩和で膨らんだ日銀のバランスシートについて「必ずしも正常な中央銀行のバランスシートではない」と述べた。写真は13日、新潟県内にある朱鷺メッセで代表撮影(2023年 ロイター) [東京 25日 ロイター] - 日銀の植田和男総裁は25日、参院財政金融委員会で、大規模な金融緩和で膨らんだ日銀のバランスシートについて「必ずしも正常な中央銀行のバランスシートではない」と述べた。特に国債は定量的な大きさの問題、ETF(上場投資信託)は持っていてよいのかという質的な問題があるとの認識を示した。現状は2%の物価目標を実現していない状況のため、その間はこうした状態が続くのは「仕方ない」との見方を示した。

    日銀バランスシート、必ずしも正常ではないが当面は仕方ない=植田総裁
    howlingpot
    howlingpot 2023/05/26
    国債大"量"保有のお陰で邦銀の金利リスクは激減したし、ETF買いオペも企業側から見れば機関投資家たる証券会社の存在が大きくなっただけなので、ガバナンスは改善し"質"の懸念とは逆の結果になったとの報告が出てる。