朝日放送は29日、所有する音楽ホール「ザ・シンフォニーホール」(大阪市)を、文化教室の経営などを手掛ける「滋慶」(同市)に売却することで合意したと発表した。売却額は約6億円。ホールの名称は、売却後も変わらない。
吹田市政施行70年記念シンポジウム、ともかく、平田オリザ講演のほぼ速記です。 http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2010-10-13 大ホールに聴衆は200人程か(もっといたかも)。どうやら、指揮者の藤岡氏が吹田でやっている第9合唱団員のオバチャマが客席の真ん中を締めていたようである。在阪オケ関係者2名、関西の公共民間ホールの関係者も数名。 冒頭、吹田の文化財団の方が、文化の重要性を阪神淡路大震災後のメイシアターでの実例を挙げてちょっと話す。 続いて、平田オリザ氏が舞台に登場し、実質45分程の基調演説。ご覧のように内容は、「吹田にある大阪大学の先生」としての平田氏が現在文化を巡って起きていることを吹田市民に説明する、というもの。聴衆の対象は、「吹田のオバチャン」である。なるほど平田氏は全国行脚をしてこういう話をしているのかぁ、と感心させられる達者な話であった
ホールでの宣伝広告のお話。 ミラノの最もメイジャーなコンサートホールたるミラノ・オーディトリアムは、かのスカラ座輝くドゥオモ駅上の広場の西側、ダンテ通り辺りから走ってる3番のトラムに乗車、延々と南下すること15分程、旧城壁跡であろう環状道路を突っ切って二つ目の停留所で下車し、ちょっと戻った「グスタフ・マーラー広場」にあります。 昔の劇場を90年代に改装した建物で、日本やアジア地区の立派なホールを見慣れた目には、トラムから眺めてるくらいじゃ、絶対に音楽ホールには思えません。お尋ねになる際は、飜ってる旗を目印する他ないでしょう。 ここを本拠地にしているのがミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ響、日本にもK音楽事務所のワールド・オーケストラ・シリーズで来たりしてなかったっけ。違ったらスイマセン。ま、なんにせよ、殆どの人はオペラしかないと思ってるこの街のメイジャーオケです。(後記:調べたら、何のことはな
まだ旧正月も明けたばかりの冬の最中の土曜の午後、南に向いた海に落ちる斜面に柑橘類が実り、梅の花しろく枝にほころぶ伊豆半島の付け根まで遠足して参りました。 梅見物伊豆箱根一泊旅行の出発には最適な昼過ぎの東京駅発快速アクティは、おばちゃまやOLさんたちのミニ団体でいっぱい。東京国際フォーラム眺め、浜離宮朝日ホール眺め、大井町の旧NJP練習場眺め、ミューザ川崎眺め、かなっく眺め、みなとみらいの高層階眺め、鎌倉芸術館眺め(られんわぃ)、藤沢市民会館眺め、茅ヶ崎市民会館眺め…ってうちに、小田原過ぎれば遙かハワイまでは眺められんぞ根府川過ぎ、真鶴到着。この辺り、貧乏な各駅停車関西出張のだらけた心をちょっとだけウキウキさせてくれる絶景だけど、下車することはまずない場所。改札口が海側にしかないのに驚き、跨線橋を渡り山側の街道に出て、目的地たる山の上のお寺さんが作った檜のホールまで、てこてこ歩こうではないか
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昨晩はサントリーでの大フィル東京公演、朝比奈時代は夏の暑い頃の文化会館で、思いっきり暑苦しい音楽だったけど、この数年は我らがえーちゃんの熱血パワーで旧正月明けをパーっと…と思いきや、随分と違った音楽でした。ながああああいマーラーの間、指揮者という商売はいろいろと大変だなぁ、とばかり考えてました。 さても、大フィル演奏会ロビーで出会った人と、ちょっと話題にしたこと。大阪府知事さんがこんなことしてくれちゃった。 http://www.sankei-kansai.com/2009/02/11/20090211-006268.html 音楽業界的に言えば、「大阪府知事が、中1の音楽教室の予算を全額カットした」わけです。殆ど話題になってませんね。関西方面の関係者の皆様はとっくにご存じでしょう。盛り上がったんでしょうか、先週くらいに。それとも、この知事さんの文化切り捨ての話は、もう大阪では話題にならな
先週来の駿河台日大所有ホール閉鎖を巡りましては、どうも周囲で想像以上の反応が起きているようで、そのこと事態が極めて興味深い現象であります。 朝日新聞の日曜日の記事(下URL)で吉田純子記者が「大物頼みになりがちな音楽界で、室内楽という地味なソフトに徹底的にこだわる姿勢」と仰ってるようなあり方は、21世紀初頭の東京主要室内楽ヴェニューに散らばり、それぞれの主催者なりヴェニュー所有者のキャラクターに合わせたやり方でもう何年も展開し、定着したり、失敗したりしている。カザルスホールは13年間の実りの種を、東京各地にばらまき、とっくに歴史的な役割を全うしている。オルガンという不動産を除けば、代わりになる場所はいくらでもある。朝日新聞のお膝元の朝日ホールだって、トップが交代すると変化はあるものの、90年代カザルスホールの縮小コピーのような活動を行っていることは吉田記者もよくご存じのはず。「建物は消えて
兵庫県は二十六日、県立芸術文化センター(西宮市)大ホールの命名権スポンサーに神戸製鋼所(本社・神戸市)が決まり、新名称が「KOBELCO(コベルコ)大ホール」になったと発表した。小ホールは神戸女学院(西宮市)に決まり、「神戸女学院小ホール」となる。 契約は十月から二〇一一年三月までの二年六カ月。料金は神戸製鋼所が年額三千万円、神戸女学院が同五百万円。いずれも県の希望価格には届かず、最低制限価格での契約となった。 県は財政再建に向けた収入確保策として命名権売却を導入。同センターの名前はそのまま残し、ホールごとに募集していた。大、小の両ホールとも応募は一件のみだったという。中ホールは応募がなく、引き続き募集中。 また、県立の屋内テニス場「ビーンズドーム」(三木市)の命名権募集も始めた。十二月から三-五年の契約で、希望価格は年額三千万円以上、最低制限価格は年額二千万円。締め切りは九月二十二日。愛
例大祭の最中、佃厄偏庵の前の路地にゃ机と椅子と縁台が引っ張り出され、提灯の下に茣蓙まで敷かれ、すっかり宴会気分。お隣の魚河岸ご隠居、かつては佃小橋の袂に住んでらっしゃったというあにいんとこも似たような状況だし、夜ともなれば七輪囲み炭火焼き三昧が始まってさ。 ゆふいんの連中やら、晴海のNPOの職員やらが集まってるそんな宴もたけなわに、ぽにょぽにょした嫁さん連れて、やくぺん先生のかつての単行本担当の編集者、こないだまで住吉さんのお慈悲到る月四住人だった現潮浜亭若旦那が、酒もって乗り込んでらっしゃった。 開口一番、「ゴメンナサイ、ご心配かけましたが、破棄処分、なくなりました。ともかく在庫の300冊ちょっと、なんとしても売り切ります」。 http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/archive/20080730 おおお、なにがなんだかよーわからんし、どんなやりとりが内部で在
世間はもうとっくに忘れちゃってるみたいだけど、あたしにとって、びわ湖ホール問題はまだ終わってません。ひとつ、やってないことがある。 http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2008-03-18 皐月半ば過ぎの湿っぽい空の下、琵琶湖が広がってます。 この4月から定期的に始まったという月一度、午後1時から30分のエラール製ピアノによる無料ロビーコンサートを前に、ピアノを見張ってるびわ湖ホール職員たちの会話。「台風が近づいているらしいんよ…」、「ああ、それでこんなに湿っぽいんですねぇ。」 お隣の水上のコンクリート城は、1階オフィスの電気だけがつけられて、何人かの人が動いている。郵便局だか宅急便だかがやってきて、なにかを渡していく。「貸出業務は行っています」という張り紙。 びわ湖ホール受付の綺麗なお嬢さんは、とっても暇そうです。明日からの3年に一度の大阪室内楽初夏の陣に備
タイ、カンボジアでは、意識的にパソコン断ちをしていました。というのも、帰国後は、原稿書きの日々になるからです。まず、今日は、教育音楽の連載原稿を書きました。明日は、晶文社の連載コラムを書いて、その後、あおぞら音楽社の新刊本のための原稿を1週間くらいで、一気に書き上げるという予定です。ということで、年内は、ずっと文字の生活。 えずこホールが、その活動を評価されて、総務大臣から賞をもらったそうです。おめでとう!!ということで、懐かしく「十年音泉」のDVDを見てました。 カールスルーエ(ドイツ)で修行中の打楽器奏者の渡邊理恵ちゃんの演奏会のDVDが、理恵ちゃんのお母さんから届いていて、やっと見ることができました。タンバリンの3重奏、やっぱり面白かった。トライアングルの3重奏も入っていました。面白かった。 ウイーンのピアノメイカーのベーゼンドルファー社が、ヤマハに買収されたというニュースを、今日初
以下は、当初はひとつまえの記事に対していただいたすみこさんとガーター亭亭主さんに対するお返事として、コメント欄に書き始めたものです。どうもコメントには長すぎるし、せっかくだから、という部分もあるので、本日の湾岸個人運営電子壁新聞社説にさせていただきましょー。ええかげんな論考で、床屋談義に過ぎませんけど、気が狂ったとしか思えない参院選後の讀賣新聞社説よりはよっぽどマシでしょう。いやはや。 ※※ すみこさま、ガーター亭亭主様、コメント有り難う御座います。 流石、この辺りは本職のガーター亭亭主様が仰るとおり、ホール評価をするための議論の始めの一歩は、「ホールは自主企画をするものである」という認識を前提とするかどうかになるでしょうね。日経の美術館評価に喩えて言えば、「キューレーターがいる美術館といない美術館を同じに論じていいのか」みたいなものでしょう。←日経の美術館ランキングがそういう議論をしてる
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