過去1年間に初演された日本人作曲家の優れたオーケストラ作品に与えられる第59回尾高賞(NHK交響楽団主催)は18日、西村朗さん(57)の「蘇莫者(そまくしゃ)」に決まった。
過去1年間に初演された日本人作曲家の優れたオーケストラ作品に与えられる第59回尾高賞(NHK交響楽団主催)は18日、西村朗さん(57)の「蘇莫者(そまくしゃ)」に決まった。
立命館大は2012年度をめどに全13学部で、4年間の少人数の演習(ゼミ)と卒業論文を必修にする方針を決めた。 文系を中心にゼミや卒論を課さない大学も多く、専門家によると、学生数が3万人以上という総合大学での試みとしては例がないという。少人数のゼミでは1年生から課題の見つけ方や文章作成などの基礎を教え、2〜4年生で専門性を深める方針。 学生の学力低下が問題となる中、立命大でも「時間割を作るなどの自己管理さえできない」「学ぶ習慣も根付いていない」などと憂慮する声が上がっていた。 立命大は最低1年間のゼミを全学生に課していた。幅広い教養から深い専門まで身に着けさせ、自ら課題を見つけて、議論しながら解決していくゼミを4年間行うことは「学生たちの甘さをたたき直し、社会で生き残るためには必要不可欠」(同大学教授)という。
ノーベル物理学賞受賞者の小柴昌俊博士(83)が、亡き弟子2人の名を冠した賞を創設し、21日、初の授賞式が行われた。 小柴さんは、約15歳年下の2人が相次いで先立ったことに衝撃を受け、弔辞で賞の創設を誓っていた。 式では「息子に先立たれた父親という感じがしている」と、しみじみ語っていた。 創設されたのは、加速器分野の「折戸周治賞」と素粒子分野の「戸塚洋二賞」。 小柴さんが理事長を務める平成基礎科学財団が運営する。賞金は各100万円で、第1回は折戸賞が高エネルギー加速器研究機構の高崎史彦理事と山内正則教授、戸塚賞が東大宇宙線研究所の梶田隆章所長に贈られた。 折戸、戸塚両氏は、小柴さんの研究室を引っ張る存在で、物質の起源に迫る研究や素粒子ニュートリノの質量発見などで大きな業績を上げた。 しかし、折戸氏は2000年11月に59歳の若さで、ノーベル賞が確実視されていた戸塚氏も08年7月に66歳で、病
昨年度の全国学力テストの結果を、文部科学省の委託を受けたお茶の水女子大の耳塚寛明教授らが分析した結果、そんな傾向が出ていることが4日、明らかになった。全国学力テストの結果と親の所得の関連を追った調査は初めて。絵本の読み聞かせなども成績向上に効果があり、耳塚教授は「経済格差が招く学力格差を緩和するカギになる」と話している。 調査は、全国学力テストに参加した小6のうち、5政令市から100校、計約8000人を抽出し、親と教師を対象に学習環境など調べた。 世帯収入と平均正答率(国語と算数)の関係を見ると、高所得ほど点数も高い傾向がみられ、最も平均正答率が高かったのは、1200万円〜1500万円未満の世帯。200万円未満の世帯と比べると平均正答率に20ポイントの開きがあった。 親が心がけていることについて調べたところ、高学力層の子供の親は、「小さい時から絵本の読み聞かせをした」「博物館や美術館に連れ
麻生首相は24日の日米首脳会談の冒頭、オバマ大統領と英語で会話を交わした。日米同盟強化を呼びかけた大統領に、首相は「数多くの課題がある。日米が共同で取り組まなければならない」などと応じた。外務省によると、首相はその後は日本語を使って会談した。 しかし、ホワイトハウスがその後、発表した公式の発言録には、「日米が共同で……」のくだりはなく、代わりに「聞き取れない」と書かれていた。 ◇ ホワイトハウスの発言録で、作成担当者が聞き取れずにそう表記されるのは、珍しいことではない。実際、前日の大統領と議会関係者との会合の発言録でも、下院議員の複数の発言が同様の扱いになった。 国会などで漢字の読み間違いが多い首相も、英会話は得意と自負している。今回、「聞き取れない」とされた原因は不明だが、最高の場面で披露した「英語力」に、けちがついた格好となった。(ワシントン、小川聡)
125年の歴史を持つドイツの名門オーケストラ「ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団」は、来年1月から、インターネットを通して、本拠地のベルリンで行われる年間全30回の定期演奏会を世界に同時中継する。 ウィーン・フィルと並ぶ世界最高峰の楽団の演奏を、気軽に生で楽しめる画期的な企画だ。 楽団の子会社「ベルリン・フィル・メディア」が行う「デジタル・コンサート・ホール」という新しい配信事業。ブロードバンド回線であれば、有料で見られる。 初回は来年1月6日(現地)で、芸術監督サイモン・ラトルの指揮によるブラームスとドボルザークの特別演奏会。 ベルリン・フィルの公式ホームページから入り、高音質で、ハイビジョンの高画質でも楽しめるという。 1シーズン(9月から翌年8月まで)の全定期演奏会の生中継や、シーズン中の映像がオンデマンドで繰り返し見られる「シーズン会員券」は149ユーロ(約1万8000円)。1回分
「病気の後の活動が認められたと思う。障害を持ちつつ生きる道を模索する人たちの力になれば」と顔をほころばせる。 東京芸大を卒業後、1960年代にフィンランドに拠点を移し、ピアニストとしての活動歴は40年以上。2002年、同国での演奏中に脳出血で倒れ、右半身の自由を失った。両手での復帰を目指してリハビリに取り組んだが、思うように回復しなかった。 そんな時、米国の音大で学んでいた長男がそっと置いていってくれたのが、英国の作曲家ブリッジの譜面。戦争で右腕を失った友が演奏出来るように作曲されたものだった。弾いてみて、音楽の完成度に驚いた。「右手がなくても音楽が半分になったわけじゃない」と吹っ切れた。ピアニストとして04年に復帰した。今は1年間のうち夏をフィンランド、それ以外を日本で過ごし、「左手のピアニスト」として各地で精力的に演奏している。 「障害があるが、音楽が好き」。こうした手紙やメールが数多
40歳代主婦。大事に育ててきた息子は21歳。有名な進学高校を卒業し、大学に通っています。教授のお話では友人からも信頼され、成績もトップクラスだということです。 自慢の息子ですが、1年前、社会人3年目の娘さんと出会い、付き合い始めたのです。最近ホテルに泊まったりしていることもわかりました。私は交際には大反対。心配でたまらず母の気持ちを手紙に書いて渡しましたが、息子はこの件に関しては何も言いません。 息子は大学院に進んで勉強を続けるつもりで、結婚までは考えていないようです。しかし、もし妊娠でもしたら将来は絶望です。息子にはもっとふさわしい相手がいると思います。 夫は「親の気持ちは伝えたのだから見守るしかない」としか言ってくれません。この話になると夫とも口論になります。初めて人生に絶望を感じました。息子が今後も付き合いを続けるなら、夫に離婚を申し出ることも真剣に考えています。(埼玉・S子) 希望
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