情報誌低迷 ぴあ関西版、10月7日発売号で休刊へという記事より。 関西圏の情報誌「ぴあ関西版」(隔週刊)が10月7日発売号で休刊することが30日、分かった。同誌を発行するぴあが取引先に休刊を伝えた。 「ぴあ関西版」が、2010年10月7日をもって休刊することが明らかになりました。ぴあが取引先に休刊を伝えたそうです。 なお新たに、チケットとエンターテインメント情報を配信するメディアを年内にも立ち上げる準備を進めているということで、ネットメディアになるのでしょうかね。 1990年代半ばに約25万部あった発行部数も、最近では約4万部に低迷していたそうです。この先、これが伸びるのは考えづらいですしね。 「部数が苦戦していた。休刊は残念だが、別の形でエンターテインメントの情報を伝えていくことには変わりない。新しいスタートに期待して下さい」とぴあ。 関西圏の情報誌は「エルマガジン」も休刊しています。「
●ホルスト作曲「吹奏楽のための第1組曲」といえば、吹奏楽における聖典。その第1楽章「シャコンヌ」の自筆譜に基づく校訂譜が、今月の「バンドジャーナル」誌の付録としてついている(8月号、明日7月10日発売)。現在大英図書館に収められている自筆譜を伊藤康英氏が校訂したもので、以降10月号に第2楽章「インテルメッツォ」、12月号に第3楽章「マーチ」が掲載予定なんだとか。で、なにがどう違うんだというのは、たとえば現在広く使われている版とは編成から違っているということなど、詳細な校訂報告が添えられている。しかし吹奏楽の世界にも自筆譜にもとづく校訂版とか、そういう考え方があるんすね。ってことは、ピリオド・アプローチとかもあるの!? ●これはきっと売れる。問答無用の強力コンテンツ。 ●久々に「バンドジャーナル」を手にしたけど、記事の分量がスゴい。薄いのに中身はギッシリつまっている。この半分の記事の量でも余
フォーサイトの4月号が届いた。昨年12月16日、同誌が休刊になるというアナウンスされ、ブログの世界でも多少話題になった(参照)。私はというと、奇妙な感じがしていた。嘘だとは到底思いもしないが、実際に休刊になる最後の号というのをこの手にしてみるまで、どこかしら信じられない気持ちがしていた。それがここにある。 表紙には創刊20周年記念号「これからの20年」とあり、創刊号からの表紙がサムネールとして並べられている。いつだったか、月刊アスキーでもこうした表紙を見たことがある。私は同誌のほうは創刊以来の読者でもあった。 20年という年月は、今20代の人にとってはぴんと来ないだろう。20年前は物心付く程度でおそらく他者から語られる「歴史」というものに違いない。30代の人ですらそうかもしれない。私は50代になっちまったので20年前はついこないだという感じもする。1990年、そうたいした昔でもないな(村上
学研の「科学」と「学習」が4月から休刊になるという。 これまでの「科学」と「学習」の歩みを振り返る本を作る。 そのように新屋敷信美さんからメールを頂いて、学研本社にうかがった。 吉村栄一さんがいらしたので、びっくりして、「あれ、ヨッシーだったんだ」と思わず叫んだ。 「科学」の付録には、いろいろな思い出がある。 小学校の校門を出て、すぐ横の家で「科学」を受け取ると、真っ先に付録を見た。 青写真、砂鉄、ロボット、風船ロケット、シーモンキー、・・・・ 当時の頁をめくっていると、子どもたちの好奇心をいかに大きな広い科学の世界につなげるかという熱意が伝わってくる。 今日では、子どもたちの学習に関する世間の関心は、すっかり、学校に入るための「受験」に絞られていってしまった。 そこからは、そもそも知性とは何か、これからの時代に必要な世界観、教養とは何かという大きなヴィジョンが失われている。 受験対策とい
この記事は、敢えて「音楽業界」ではなく「売文家業」カテゴリーに分類させていただきます。 さても、暮れも押し詰まり、2010年度日本国の国家予算の政府案が出ました。なんとも便利なことに、去る11月以来の「仕分け」騒動の結果が、「事業仕分け結果・国民から寄せられた意見と平成22年度予算(案)における対応状況」なる題で御上から一覧表として提示されております。文化関係はこちら。 仕分け結果文化10.pdf ご覧のように、仕分けの評価、それに対する反応、その結果どうしたか、が素敵な表になってます。今の世間の風潮では「役人は仕事をしない」ということになってるけど、こういうのを眺めると、膨大なデータを時間内に纏めて下々の者でも判るように提示する能力、流石に東大やら出た人がいっぱいいるところ、スゴイもんですねぇ。貴方の会社にもこんな人材が欲しくありませんか、社長さん。 もとい、で、音楽業界で大騒ぎになり、
“フルートの帝王”ジャン=ピエール・ランパル、“トランペットの神様”モーリス・アンドレ…彼らが目指す音楽とは?
特集・2024年のトレンド文具を探る! 若年層をターゲットにした個性派ボールペンや色にこだわった文具シリーズなど続々紹介 ヨシムラマリ 2024年はコレに期待!
もうすぐ衆議院選挙の投票日ということで、どこに投票するか決めている方、そうでない方、いろいろおられるかと思います。そんな選挙行動にどれだけ影響を与えるかどうかはわからないけど音楽ファン、特に「DSCH」の4文字に目のない方にとって気になるコネタを。 日本共産党中央委員会幹部会委員長を務める志位和夫氏がクラシック音楽ファンであることは、ウィキペディア日本語版でも記されるほどですのでご存じの方もおられるかと思いますが、彼が9年前に今は亡き音楽情報誌「グラモフィン・ジャパン」の取材に応じ、クラシック音楽、とくにショスタコーヴィチへの思いを熱く語ったことがありました。今日はその中身から気になる箇所をご紹介していきましょう。 中学生時代レオニード・コーガンの演奏による「ヴァイオリン協奏曲第1番」をFM放送で聴いた時のことを志位氏はこう回想しています。 「こんな音楽があるのかと大変驚いて、すぐにスコア
日経ビジネスの特集『物欲消滅―「買わない消費者」はこう攻めよ』が面白かった。購買意欲が減退しているという現状は景気が大きく影響しているのだろうけど、現実にどう各社が対処しているのか、ケーススタディがいくつかの方向性にわかれていて刺激になった。それで思ったこと。 ひとつは、買ってもらう以前に、捨ててもらう設計というか、気持ちよく捨てられる環境作りというのがあるのかもしれないということ。すでに持ち物が多いことというものもちろんあるし、それにくわえて「買う・捨てる」という行為そのものに罪悪感が伴うようだと、やはり二の足を踏んでしまう。とはいえ解決策は、数年で飽きてしまうように商品を設計するとか、壊れやすいモノを作るとかそういう邪悪な方向ではないだろう。ひょっとしたら、リサイクル技術の発達ということかもしれないし、さらにひょっとすると途上国支援との組み合わせかもしれない。アイデアが問われると思う
6月号の音楽の友が、我が庵の近くの書店でもようやく店頭に並んびました。 取り出してみてびっくり!表紙がこの↓人ではないですか。 音楽の友 2009年 06月号 [雑誌]作者: 出版社/メーカー: 音楽之友社発売日: 2009/05/18メディア: 雑誌 特集も「シンフォニーを聴こう!」です。で、買って帰ってざっと読みました。 「表紙の人」コーナーで、いきなり大フィルの2月の定期でのマーラー5番の話題に触れられてます。 しかし地方都市のオケの演奏なのに、(東京演奏会があったとはいえ)もう国内のクラシック・ファンは、あの演奏会について知っていることが前提、といわんばかりになっているのが・・・すごいな・・・。 続いて巻頭インタビューも大植さん。音友の冒頭を独占です。MOSTLY CLASSICだと、国内の指揮者や演奏家について頻繁に取り上げられますが、この音友という雑誌、本場の話題(それもオペラ
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