先日の記事で、6月7日まではまだシューマンイヤー延長だ、シューマン作品に取り組みたいと書きました。では、何に取り組むか。シューマン作品の楽譜はややこしい(内声が豊か)ので、迷ってなかなか決められずにいたのですが、決めました。 「ユーゲントアルバム(子どものためのアルバム)」op.68より第15曲「春の歌」にしました。 こんな作品です。 ◇YouTube:Schumann: Album für die Jugend Op.68 (15-20) この動画の1曲目が「春の歌」。 ◇YouTube:Frühlingsgesang この動画では第1主題の繰り返しを省いてあります。 楽譜はこうなってます。 冒頭に「Innig zu spielen」とあります。ドイツ語で「非常に心を込めて演奏する」という意味です。ホ長調。和音が多い。穏やかで、まさに春のうららかな日差しの中、のんびりとしているような作品