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pianoとblogに関するhrkntrのブックマーク (20)

  • シューマンを弾きたい | 見知らぬ世界に想いを馳せ

    先日の記事で、6月7日まではまだシューマンイヤー延長だ、シューマン作品に取り組みたいと書きました。では、何に取り組むか。シューマン作品の楽譜はややこしい(内声が豊か)ので、迷ってなかなか決められずにいたのですが、決めました。 「ユーゲントアルバム(子どものためのアルバム)」op.68より第15曲「春の歌」にしました。 こんな作品です。 ◇YouTube:Schumann: Album für die Jugend Op.68 (15-20) この動画の1曲目が「春の歌」。 ◇YouTube:Frühlingsgesang この動画では第1主題の繰り返しを省いてあります。 楽譜はこうなってます。 冒頭に「Innig zu spielen」とあります。ドイツ語で「非常に心を込めて演奏する」という意味です。ホ長調。和音が多い。穏やかで、まさに春のうららかな日差しの中、のんびりとしているような作品

    シューマンを弾きたい | 見知らぬ世界に想いを馳せ
  • White Daydreams: ピアノはいつピアノになったか?

    最近、ピアノ関連で面白い試みの和書がたくさん出版されている。 まぁほとんどが、岡田暁生さん関連。 面白い試みだからこそ、細部をしっかりして、嘘のない様にして欲しい。 ピアノを弾く身体 [単行] / 岡田 暁生, 近藤 秀樹, 小岩 信治, 筒井 はる香, 伊... これは、ちょっと残念な部分が多いと思った。 ピアノ弾きからみると、音楽研究者のピアノ経験とか書いてあってもどうしようもないし、役にも立たない。 ハイフィンガー・テクニックが批判されて久しいが、重量(重力)奏法ですべて解決されることでもない。指と身体全体と…結局はバランスが大事。 ヨーロッパでだって昔は指示されていた奏法。 そちらの方が魅力のひきだせる楽曲もあると思う。 ピアノのテクニックに関しては、 ピアノの知識と演奏―音楽的な表現のために (ムジカノーヴァ叢書) [単行(ソフトカバー)] ... を読んだ方が良いと思う。

  • パルムグレンの組曲「春」 | 鎌倉スイス日記

    作曲者 : PALMGREN, Selim 1878-1951 フィンランド 曲名  : 組曲「春 "Spring"」Op.27 (1907) 演奏者 : 館野 泉(pf) CD番号 : FINLANDIA/WPCS-4884 「5月の夜」という曲ばかりが有名なこの組曲。でもどの曲も印象に残る見事な小品集である。たとえば第3曲「とんぽ」なんて、はじめて聞いた時は「なるほど!」と妙に納得し、風景の描写というより、印象派の音楽だなと思ったものである。 続く第4曲の「5月の夜」はチャイコフスキーの「四季」に同じタイトルの曲があるけれど、パルムグレンは右手に和音を置き、中音域にメロディーを持ってきている。ハーモニーの連結は印象派のそれに近く、ハーモナイズされたメロディーは5度の進行を前提としていて、はっきりドビュッシーをイメージさせる。 同時代の音楽である。影響とかそういうものではなく、かくありた

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    hrkntr
    hrkntr 2010/04/21
    パルムグレン。
  • 左手のコンチェルト 新たな音楽のはじまり | 見知らぬ世界に想いを馳せ

    ピアニスト・舘野泉さんのエッセイを以前から読んでみたかったのだが、図書館になく、読む機会がなかなかなかった(図書館頼りで申し訳ない…)。唯一この図書館に入っていた。 左手のコンチェルト―新たな音楽のはじまり 舘野 泉/佼成出版社/2008 このは、舘野さんが"左手のピアニスト"として復帰し、数多くのコンサートで演奏するようになった後、編集者の柏原怜子さんが舘野さんの生家で聞き書きしたものです。脳溢血で倒れた時のこと、リハビリ中のこと、復帰のきっかけと復帰後のこと、生い立ち、家族のこと…などが語られています。 以前、復帰後の舘野さんのCDを聴いた時、両手で弾いているか左手だけで弾いているか、そんなことはどうでもいい。ただ美しい音楽を演奏しているピアニストがいる。それだけでいい、と感じた。その理由が、このを読んで明らかになりました。舘野さんは、ただ音楽が好きで、それを演奏したいと思い続

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  • ショパン生誕200年を先取りして、手紙と評伝から台本を書く(茨木市音楽芸術協会「主役はピアノVOL.2」) - 仕事の日記

    ここ数年、茨木市音楽芸術協会という団体のお手伝いをさせていただいておりまして、12/12に、茨木市の文化振興財団と共催でピアノの演奏会をやりました。 http://www.ibabun.jp/event/211212.html 後半は2台ピアノの演奏(4手でモーツァルトのニ長調ソナタ、8手でエルガー「威風堂々」)。前半は中野慶理さんにもゲストでご登場いただいたショパン特集。来年はショパンの生誕200年なので一歩先取りして、おなじみの小品の演奏を手紙の朗読などでつなぐという企画です。 恥ずかしながら、この朗読(&小芝居)の台を書かせていただきました。 「革命」を弾く前にシュトゥットガルトの手記を朗読するとか、マズルカの前に少年時代の手紙を読む、といったアイデアは、ショパンの伝記をある程度知っていればすぐに思いつきますし、ショパンの書簡集や弟子の証言などは訳書があるので、なんとかなるだろう、

    ショパン生誕200年を先取りして、手紙と評伝から台本を書く(茨木市音楽芸術協会「主役はピアノVOL.2」) - 仕事の日記
  • 夭逝した名ピアニスト、スルタノフのラフマニノフの第2番の協奏曲を聞く | 鎌倉スイス日記

    作曲者 : RACHMANINOV, Sergei 1873-1943 露 曲名  : ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18 (1900-01) 演奏者 : アレクセイ・スルタノフ(pf), マキシム・ショスタコーヴィチ指揮 ロンドン交響楽団 CD番号 : iTune−Storeにて購入(800円でしたⅠ) この美しい演奏を知らなかったのは不覚であった。スヴャトスラフ・リヒテルなどの豪壮な演奏からすれば対極にあるような演奏で、音楽の抒情性に焦点を当てた、実に美しい演奏だ。それでいてどこまでも深い響きでこの才能は素晴らしいⅠ!これがわずか35才で天に召されるとは、なんということであろう。 1989年のクライバーン・コンクールで優勝し、頭角を現した彼は、1995年のショパン・コンクールで一位なしの二位に輝く。が、それからわずか五年あまりたった2001年2月、硬膜下血腫で倒れ、ピアニストとし

    夭逝した名ピアニスト、スルタノフのラフマニノフの第2番の協奏曲を聞く | 鎌倉スイス日記
  • ゆめのよる | おやぢの部屋2

    波多野睦美(MS) 高橋悠治(Pf) AVEX/AVCL-25475 このCDでの波多野さんの「肩書き」は「メゾソプラノ」、ムチなんかが好きなのでしょうね(それは「マゾソプラノ」)。しかし、そんな「クラシック」っぽい呼ばれ方など邪魔になってしまうほどに、彼女の声は、古楽から現代曲、さらにはポップスまでと幅広いレパートリーに対応できるものです。そういえば、かつてつのだ☆ひろ、ではなくて、つのだたかしのバンドと共演したアルバムでは「ボーカル」というクレジットになっていましたね。そう、彼女の声はまさにそんな風に呼ばれるのがもっとも適しているような、時代やジャンルには特定されないしなやかさを持っています。 今回のアルバムでは高橋悠治と共演しています。もちろん悠治の作品も歌っていますが、メインはモンポウやプーランク、ブーランジェ、そしてサティといった人たちの作ったフランス語の「歌曲」です。そこで歌わ

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  • ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番: 極東ブログ

    30代の終わりだったか40代に入ったころだったか、なぜか毎日、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番とピアノ協奏曲第3番を聞かずにはいられない日々があった。脳がそれを欲しているという奇妙な状態だった。だったのかもしれない。あるいは、激だったのかもしれない。そういう精神状態に陥っているときは自分でもよくわからない。不思議な日々だった。 なぜラフマニノフのピアノ協奏曲だったのだろうか。なぜ脳がそれを欲していたのだろうか。神経内のある種のシナプスたちがピアノの離散的な音に反応するみたいだったが、ピアノの演奏ならなんでもよいわけではなかった。複雑な演奏でないといけなかった。 昔からそういう傾向はあった。離散的な音を聞いていると脳がデバッグされるような感じがした。ピアノ曲が好きだったのは、そういう脳の性向の結果に過ぎなかったのかもしれないが、30代まではメロディアスで情感的な曲は好きではなかった。ショ

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    hrkntr 2009/05/14
    人の耳目を気にせず、弾きたいように書いた曲という印象が第3番にはある。聴きたくなった!
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  • ベレゾフスキーの弾くベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番 | 鎌倉スイス日記

    作曲者 : BEETHOVEN, Ludwig van 1770-1827 独 曲名  : ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 Op.15 (1794-95) 演奏者 : ボリス・ベレゾフスキー(pf), トマス・ダウスゴー指揮 スウェーデン室内管弦楽団 このアルバムは こちら 1990年のチャイコフスキー・コンクールは、私のはじめての海外旅行となったが、あの時ピアノ部門で優勝をさらったのはモスクワ音楽院に学ぶベレゾフスキーであった。第一次から彼の人気は凄いものであったけれど、私にはちょっと直裁すぎて音楽の陰影というか、奥行きが足りないように思えてならず、優勝という結果にどうのこうの言う気はないけれど、ちょっと不満を感じたことも事実であった。 審査員長はタチアナ・ニコラーエワで、我が国の中村紘子氏や園田高弘氏もいた。 コンクール直後はいくつか録音も出ていて、それなりに注目を集めた彼も、五年もする

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  • 仲道祐子のハッピーライフ

    時々のぞいてみる図書館に寄ってみましたら、 「の福袋コーナー」を発見致しました! 英字新聞紙に三冊ずつがつつんであり、 ミステリー、ですとか、 エッセイですとか・・・ ジャンル別にがセレクトしてあるのです。 中身は家に帰ってからのお楽しみ。 何だかとてもどきどきわくわくする企画です ということで、一パック借りて参りました 続きを読む

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    hrkntr 2008/01/26
    坂本龍一についてのエントリを書いた記憶があったんだけど、見当たらない。
  • シベリウス「即興曲op.5-6」完成版できました。 | 見知らぬ世界に想いを馳せ

    長らくお待たせいたしました。シベリウス「即興曲op.5-6」の完成版録音できました。 ♪即興曲op.5-6のページでどうぞ。第3回・完成版録音です。 4月から練習を続けて半年以上。手が届かない、8度の和音を繋げて弾けない、保持音が難しい…などなど苦手が続出。ベーゼンドルファー先生に説教されたり、モチベーションがダウンしてしまったことも。でも、その中で学べたことは多く、私にとってピアノを演奏するとはどういうことかについて考えることも出来た。技術・表現・楽曲理解・解釈…。大好きなシベリウスの曲だからこそ出来たのかもしれないけど。この録音も、まだまだ不十分な点があり、公開しようかどうか一度迷いました。が、曲を通して考えられたことを素直に出せていると(自分勝手に)判断し、公開に踏み切りました。 この曲はこれで終わりではありません。これからも私の十八番として、お気に入りの一曲として弾き続けます。また

    シベリウス「即興曲op.5-6」完成版できました。 | 見知らぬ世界に想いを馳せ
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  • この鍵盤の向こう側 | 見知らぬ世界に想いを馳せ

    ピアノの練習をしながら、考えたことがある。私にとってピアノを演奏することって、何なのだろうと。 きっかけは、音楽を楽しんでいる人々を見て、私も音楽で楽しみたいと思ったから。ブルグミュラーを弾いていた友達、「クインテット」のアキラさんたち。聴くだけでも楽しいのだが、自分で演奏できればもっと楽しい。私もやってみたい。そのちょっとした感情がきっかけだった。 そして子供の頃に練習嫌いで辞めたピアノにもう一度向かった。独学でも、自力でも近づいてみたかった。だんだん指が動いて、その曲の世界に少しでも触れることが出来た瞬間の感覚がやめられない。そこにたどり着くまでが辛いけど、それも己を鍛える試練だと思う。学ぶことも多い。テクニックや作曲家のエピソード、楽典などなど。ただ美しいだけじゃない。心を揺さぶられる秘密が曲の中にある。なかなか理解できないこと、習得できないことも多いが、最初から分かってしまったらそ

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    hrkntr 2007/10/30
    この前買った楽譜を早く弾きたくなりました。ピアノを弾くと頭がスッキリする気がする。
  • ブレンデルのベートーヴェンのソナタ -1- | 鎌倉スイス日記

    ベートーヴェンのソナタなんて、長い間ロクに聞いていなかった。昨年、友人のピアニスト松村英臣君のリサイタルでハンマークラヴィーアを聞いたのが久しぶりのことで、以来またしても一年近く耳にしないままに来てしまった。 この夏、別に一念発起したわけではないのだけれど、聞き始めたら止められなくなってしまい、次々と取り出しては聞いているところ。 昨日は大作ハンマークラヴィーアを聞いて感動したが、大阪の実家で聞いたブレンデルのVOX盤の第1番は完璧に近い演奏でなかっただろうか?そう思い、大阪の実家から持ち帰ったCDをもう一度聞き返してみた。 第1楽章のメロディーの作り方のお手中のお手のような第1テーマ。それから派生する第2テーマ。見事としか言いようのないこの対比の美しさを描ききる演奏は、このピアニストが凡庸とはまるで縁のない才気と美に対する優れた鑑識眼を備えていることを証明している。 楽譜はこちら。

    ブレンデルのベートーヴェンのソナタ -1- | 鎌倉スイス日記
  • ピーターの調律について:やくぺん先生うわの空:So-net blog

    昨晩、オペラシティ・コンサートホールで開催されたピーター・ゼルキン(サーキンだろーに、と仰る方も多いでしょうが、自分の名前をちゃんと呼ばれぬ経験に慣れっこになってるやくぺん先生としては、平気でブルガータで通します)の武満追悼演奏会、毎度ながら評価と集客の乖離が最も激しいアーティストのひとりと業界内でつとに名高い人だけあって、壮絶な客席風景でしたね。まるで松が引っ越してきたような部分と、東京中の評論家が集まっているんじゃないかと思うような部分と、パラパラとあちこちに空いた客席と。 これは東京だけの現象じゃなく、NYでもそうです。去る5月のカーネギーでも、5日金曜日にピーター、7日日曜のマチネーがポリーニ、で、次の週に内田光子と、カーネギー主催キーボードシリーズのスターが揃ってしまった中に、ポリーニと内田は早々に完売御礼なのに、ピーターだけは当日でもいくらでも買えて、客席はまあ半分ちょっとか

  • http://www.doblog.com/weblog/myblog/41717/2622848

    hrkntr
    hrkntr 2007/01/07
    中村紘子さんのショパン
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