【フィギュア】羽生「ジャンプ膝」左膝炎症で1か月安静 世界フィギュアで観客の声援に応えた羽生(共同) フィギュアスケート世界国別対抗戦(4月11~14日、国立代々木競技場)の日本代表が20日、発表された。世界選手権男子4位でソチ五輪出場3枠確保に貢献し死力を尽くした羽生結弦(18)=東北高=は左ひざの炎症により安静1か月の診断を受け、メンバーから外れた。代表に決まった世界選手権女子銅メダルの浅田真央(22)=中京大=らは東京・六本木のテレ朝で会見し、ソチで新種目となる団体戦への意気込みを語った。 満身創痍(そうい)で戦った羽生に、休養指令が下された。世界国別対抗の代表選考基準となる世界ランクで、羽生は世界選手権V3のパトリック・チャン(カナダ)に次ぐ日本男子最高位の2位。だが、日本スケート連盟の小林芳子フィギュア強化部長は「左膝のけがで、1か月の安静が必要となった。無理をすると来季に影響が
2011年のグランプリ・ファイナル。男子シングルは前日の公式練習から、普段の試合とは少し違う空気が流れていたかもしれない。 ミハル・ブレジナ(チェコ)、ハビエル・フェルナンデス(スペイン)、そして羽生結弦(東北高)と、初出場の3人が名うての4回転ジャンパー。彼らを中心としたジャンプ合戦でまず火花が散り、プログラムも振りやジャンプを抜かずにフルで滑リ通してしまう選手が続く。まるで試合前の6分練習が延々続くように、前日練習にしてはかなりヒートアップ。そしてまだシーズン前半の折り返し地点であるファイナルらしくもない、異様な熱気が渦を巻いていた。若手3人の「ここで名前を上げたい!」という闘争心に引きずられるように、全選手が練習から全力で戦っていたこの日――この時点での、日本選手ふたりのコメントが面白い。 「ここにいられるだけで光栄な試合、ファイナル。今日の僕は、この雰囲気に飲まれるような練習を
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルに出場する日本勢3選手が8日、ケベックで前日練習に臨んだ。鈴木明子(邦和スポーツランド)は、2種類の2連続3回転ジャンプを成功。「こちらに来て、コンディションもすごくよくなってきた感じがする」と、好調ぶりをアピールした。 前日の公式練習で立て続けに4回転ジャンプを成功させた羽生結弦(はにゅう・ゆづる)=宮城・東北高=はこの日、転倒が相次いだ。「今日みたいに雰囲気にのまれた練習ではなく、しっかりと自分から雰囲気を醸し出せるような演技をしたい」と反省。高橋大輔(関大大学院)も4回転が安定せず、「自分がやるべきことをやるだけ」と気持ちを切り替えていた。【芳賀竜也】
羽生次の目標は期末試験“金”…フィギュアスケート 仙台駅で先輩、同級生らに出迎えられた東北高・羽生(右)(右奥は阿部コーチ) フィギュアスケートの四大陸選手権で銀メダルを獲得した羽生結弦(東北高1年)が21日夜に帰仙した。同校では28日から期末試験がスタートするため、喜びは封印、今度は学業で上位を目指す。 約3週間学校を離れていた羽生。勉強の遅れはあるが、「彼は頭がいいからそんなもの必要ないでしょう」と五十嵐一彌校長。入学以来、成績は常にトップクラス。学校の休み時間などに集中して勉強し、文武両道を実践してきた。得意の数学では満点を取ったこともある。スポーツ科3クラス合計100人中、常に10番以内に入る。フィギュア界のホープは「勉強はできた方がいいでしょう」とニヤリ。「配布されたプリントなどで対策する」と話した。
バックナンバープロフィール筆者 武内絵美「同じジャンプは二度とない。でもいいジャンプを跳べた時に近づけるように、自分の体で覚えさせるのが練習だと思います」=仙台市泉区、小宮路勝撮影 今年シニア大会にデビューした男子フィギュアスケート界のホープ。15歳の素顔を見せてもらいました。 ◇ 〈アサヒ・コム拡大版〉 武内 細いですねえ。顔も小さいし。身長はどれくらいですか。 羽生 170センチくらいです。まだ若干伸びています。足のサイズは25.5センチ。でもスケート靴は少し大きめの27センチです。イタリア製で幅が狭いので。 武内 フィギュアは「見せる」競技でもあるのですが、髪形へのこだわりは。 羽生 小さいころからお母さんに切ってもらってるんです。特にオーダーはなくて、勝手に切ってもらってます。 ●デビュー戦4位 武内 先月のNHK杯でシニアデビューしました。 羽生 とにかく緊
3月13日までオランダのハーグで行われたフィギュアスケートの世界ジュニア選手権で、男子の羽生結弦(はにゅう・ゆづる、宮城ク)と女子の村上佳菜子(グランプリ東海ク)の15歳コンビが優勝した。日本勢の男女アベック優勝は2005年の織田信成、浅田真央の2人がタイトルを獲得した2005年以来、5年ぶり2度目の快挙だった。 ショートプログラム(SP)で3位だった羽生は、フリーで2度のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めるなどして147・35点をマークして、合計216・10点で逆転優勝した。日本男子の優勝は、織田と02年の高橋大輔、06年の小塚崇彦に続く4人目。過去優勝した3人はいずれもバンクーバー五輪に出場し、入賞している。 羽生は宮城県出身で、昨年12月に行われたジュニアグランプリ(GP)ファイナルで優勝、1月の全国中学校大会で3連覇を達成している逸材だ。高い柔軟性を生かして、男子では珍しい
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