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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (8)

  • 睡眠不足が認知症を招く原因に?

    清掃中 脳は眠っている間に蓄積した老廃物を排除する Jessica Rinaldi-The Boston Globe/Getty Images たいていの人は毎晩、自分から進んで眠りに就く。当たり前のことだと思うかもしれない。だがこんな長い時間にわたって無防備な状態をさらすなど、生物としてはかなりのリスクを伴う行為だ。 睡眠が生きていく上で重要なのは誰もが知るとおりだ。イルカは身の安全と十分な睡眠を両立させるために、脳を半分ずつ眠らせるというシステムを進化させた。 では、人や動物はなぜそこまでして眠らなければならないのか。研究者や哲学者が長い間取り組んできたこの問いに、ついに答えが出たかもしれない。米ロチェスター大学医学センターの研究により、睡眠の背後にある科学が明らかになったのだ。 昼間、さまざまな経験をするなかで脳は非常に大きなストレスにさらされる。脳は経験を取り込み、解釈し、分析し、

    humiroku
    humiroku 2013/11/26
    身につまされる話
  • アメリカの保守派はどうして「オバマの医療保険改革」に反対するのか?

    それにしても、誰でも病気にかかるのは怖いはずです。カゼならともかく、重い病気になればどうしても医者にかからないわけには行きません。その場合の費用を考えると「医療保険はいらない」という発想は考えられないはずです。「無保険」の場合、例えば突然に重病だということが判明し、高額な手術をしなくては助からない場合は、生命に関わることにもなります。 多くの先進国が「国民皆保険制度」を設けているのはこのためであり、先進国あるいは成熟国の場合は常識であると言えます。ですが、この「常識」をアメリカへ適用しようとしたオバマの「医療保険改革」に対して、今でも議会の下院共和党は「延期か廃止」を求めて一種の「ストライキ戦術」に出ているのです。要するに大統領と上院に対して「予算案」を人質に取って抵抗しているわけです。先週から続いている「政府閉鎖」が発生したのはこのためです。 下院共和党の背後にはいわゆる保守票があります

    humiroku
    humiroku 2013/10/11
    アメリカは保険もアレだけど元々の医療費もやばい。
  • 女性が怯えて生きるインドのおぞましい現実

    あまりに悲しい、あまりに下劣な事件だ。思い出すだけでも身の毛がよだつ。襲われた彼女の死後に起きた事態も悲し過ぎる、下劣過ぎる。 彼女は昨年12月16日、デリー市内を走行中のバス車内で集団レイプされ、2週間後にシンガポールで死んだ。ある報道によれば、地元警察は「夜明けまでに火葬を済ませる」ように遺族を急がせ、近隣の住民には「被害者の家に近づくな」と命じ、現地に2000人もの警官を配置したという。 治安維持に必要だったと言うのなら、百歩譲って、よしともしよう。だが、この間のインド政府の対応は見るに堪えず、恥の上塗りの繰り返しだった。 シン首相はテレビで短い声明を読み上げたが、最後に「これでいいか?」とスタッフに聞くところまで放映されてしまった。事件質を理解せず、国民の気持ちをまったく分かっていない証拠だ。 一方で警察は、この恐ろしい犯罪に怒った人たち(もちろん女性も含まれる)の抗議行動を力

    女性が怯えて生きるインドのおぞましい現実
  • セックスと嘘と新・重慶事件

    リーダーの真意 相次ぐ党員のスキャンダル発覚と解任は習近平(左端)新指導部が党紀粛正を図るサインなのか Carlos Barria-Reuters 意外かもしれないが、中国でセックスは最大のタブーではない。確かに当局はポルノサイトへのアクセスをブロックしようと躍起だし、乱交パーティーのたぐいは「集団淫乱罪」というれっきとした刑法上の犯罪だ。 それでも共産党指導部にしてみれば、セックススキャンダルより政治的不祥事のほうがよほど大きな問題だ。ではセックスと政治の両方が絡んだスキャンダルが起きたら? おそらくおとがめ間違いなしだろう。そのことは先月、重慶市北碚区の共産党委員会書記を解任された雷政富(レイ・チョンフー、54)が身をもって示した。雷は解任の3日前に、18歳の少女とのセックスビデオがネットに流出していた。 問題は、地方党幹部の異常な性癖だけではなかった。12秒間のビデオを最初に公開した

    humiroku
    humiroku 2013/01/17
    50ドル…
  • 「日本は年内破綻も」という藤巻健史氏、「破綻は早いほうがまし」というのは本当か?

    1月15日に米ブルームバーグが配信した藤巻健史(フジマキ・ジャパン社長)の発言「安倍政権の景気刺激策は日のデフォルトを招きかねない」というのは、例によって刺激的な内容でした。同氏は、昨年の5月にも、「日は最短5年で破綻」という発言を行なっており、この欄でも論評しています。 藤巻氏の主張の中心である「円安政策は間違いではないが、景気刺激の財政出動は全くの誤り」という指摘に関しては、私も同じ危機感を持っています。ただ、議論が分かれるのは同氏の言う「日はどうせ破綻するのだから破綻は早い方がいい」という点、そして「どう考えても返せない借金がハイパーインフレでチャラになるのなら若年層からすればメリットがある」という部分でしょう。 当にそうなのでしょうか? 私は違うと思います。まず「早いほうがまし」という点ですが、確かにこのまま少子高齢化が進行して「どうしようもなく労働人口が少ない」とか「産業

  • アフガンへ「日本国民からの贈り物」

    最近はアフガニスタンでの戦いがドツボにはまっているというニュースが溢れ、そろそろ耳タコ状態になりつつある。日にいると、アフガニスタンは一見「遠い存在」だ。途方もない距離を感じながら読んでいると、正直「またか」という感想で終わってしまいそうになる。 でも実際には、アフガニスタンの情勢は日にとってひとごとではない。7月20日にアフガニスタンで開かれた支援国会議では、岡田外相が2010年末までに約11億ドル(約955億円)相当の支援を約束した。日によるアフガニスタン支援は、09年から5年間で最大50億ドル(約4350億円)規模となる予定。下世話な言い方をすれば、日とアフガニスタンは少なくとも「4350億円分の関係」はあるだろう。 4350億円といえば、大問題になった八ッ場ダム(群馬県)の事業費4600億円とそう変わらない。これだけの税金が使われながら、日にいるとアフガニスタンがやっぱり

  • 勝者はグーグル、敗者は中国

    けんかの行方 当初はすごんで見せた中国政府だが、やはりグーグルなしでは生きられない? Jason Lee-Reuters ついにグーグル中国政府とのけんかに勝った。7月9日、同社は中国政府から事業免許の更新を認められたと発表した。グーグルを叩き出すと息巻いていた中国政府が強硬姿勢を一歩後退させた形だ。 中国政府とグーグルの間では今年に入って、検閲、人権、ウェブ上の情報の自由をめぐって対立が続いていた。 3月には、中国政府による検閲を避けるために、グーグルが自社の中国版サイトから香港版サイトへの自動転送を開始した。つまり中国グーグルにアクセスすると、検閲のない香港版グーグルのサイトに自動的に転送されるようにしたのだ。たとえばチベット問題に関して、中国土のネットユーザーが自由に情報に触れられるようにすることが狙いだった。 この措置に対して、中国政府は激しく反発。中国の国内で事業を行うため

  • 最も寝たくないサッカー選手10人

    不名誉な称号 イングランドFWのルーニーは「最も醜いサッカー選手」の汚名をピッチでそそげるか(6月23日、対スロベニア戦) Dylan Martinez-Reuters サッカーワールドカップの報道を見ていると、サッカー選手は誰もが筋骨隆々でセックスアピール満々のイケメンぞろい、というイメージを抱きがち。 でも、それは勘違いだ。ここで紹介する面々は、バニティ・フェアやコスモポリタン、ウェブ新聞のデイリー・ビーストなどの「セクシーな選手」ランキングに登場することはない。 我々が彼らを選んだのは、何らかの理由で「セクシーでない」から。ルックスがイケてない選手もいれば、内面的な問題で選ばれた選手もいる。ピッチの上ではスーパープレイを期待したいが、下着姿を披露するのは勘弁してほしい。 1)フランク・リベリ(フランス) 頬の傷は2歳のときに自動車事故で大怪我を負ったときのもの。ただし、フランスチー

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