映画『シン・ゴジラ』(2016年)に登場。 元々は太古の時代より生き残っていた深海棲の海洋生物が60年前に海洋投棄された放射性廃棄物を大量摂取したことにより放射能に耐性が付いただけでなく、それの影響により突然変異と異常成長を繰り返し誕生したと推測される生物[38][41]。 アメリカのエネルギー省(DOE)では以前からこの生物の存在を把握しており、同国の生物調査機関に属していた牧悟郎元教授が中心となって生態の研究が進められ、彼の故郷である大戸島の伝承にある神の化身「呉爾羅(ごじら)」の名から「GODZILLA」という英語名が与えられていた[38][41]。日本政府は「巨大不明生物」と呼称し、牧の情報を入手して以降は、日本語訳した「ゴジラ」の通称も用いるようになる。 その身体には人間の約8倍という膨大な量の遺伝子情報が内包され[38]、それには爬虫類のみならず魚類や鳥類などといった他の種類に