榎本俊二『ムーたち』1巻 [bk1][amazon] 榎本俊二『ムーたち』2巻 [bk1][amazon] こんな危険なマンガはみたことがない。 おそるべきマンガだった。 個人的にはこれはギャグマンガだと思っていたんだけど(根拠はない。 強いて言うなら榎本俊二が描いているから、という低脳な理由に因る) いったい何が笑いの対象になっていたのかというとさっぱりわからない (嘘、ほんとうはわかってる。 あとで云う) そういえば笑った記憶も無い。 (嘘、ほんとうは何回かプッとしてる。 でもそれはどちらかというと危険から逃れた「安心」に近い感情だったのかもしれない) でも、とにかく危険なマンガだった、と思う。 というのも、 このマンガが描いていたもの、あるいは「笑い」の対象にしようとしていたもの(?)が 「意識そのもの」「イメージそのもの」「存在そのもの」「意味そのもの」「論理そのもの」