ここ数日ネットを騒がせているのが「吉野家・テラ豚丼」騒動。 この問題は生活者にまた一つ「食の不安」を投げかけたとも言えるが、一連の偽装問題とは意味合いが全く異なる。また、それ故に根本的な解決策が見えずらく、吉野家一社の問題に留まらない新たな不安を感じさせるのである。 テラ豚丼騒動。「メガ牛丼を上回る」として、吉野家の制服を着た従業員と覚しき人物が店舗の厨房でボタボタと豚丼の具をこぼしながら丼に山盛りにしていく様が動画共有サイトに投稿された。 投稿者の動画そのものは既に削除されているが、閲覧者によって再投稿された動画がいくつも様々な動画サイトで発見できる。 そのうち一つを見た。「おいしそうだ・商品化すべきだ・何が問題なのかわからない」などとする、炎上を狙ったと思われる書き込みも掲示板では散見されるが、筆者としては、正直、気分が悪くなった。 今しも世間は食の不安に駆られている中、各掲示板の書き