少し考えるところがあって、知り合いの普及指導員に連絡してみた。 僕「おひさ。」 普及指導員(以下、普)「久しぶり。連絡くれるの卒業以来?」 僕「そうだね。つか職場近いんだからさ、もっと積極的に連絡とりあってもいいと思う。」 普「考えとく。何?」 僕「いや、いきなりで申し訳ないんだけど、このへんの稲作農業ってどんな感じ?」 普「どんな感じっていわれても。」 僕「ごめん。言い方を変える。あと何年持つ?」 普「それは産業という意味で?」 僕「もちろん。」 普「・・・このまま行くと、あと2~3年じゃないのかなぁ。」 僕「そこまで切羽詰ってるんだ。」 普「うん。70・80代のおじいちゃんが年金つぎ込んでやってるのが主戦力だもん。」 僕「じゃあ、2、3年後には」 普「自家消費分しか作らない兼業農家しか残らなくなると思う。まぁ、おじいちゃんの寿命と体力次第だけど。」 僕「いま、1町歩あたりの収入ってどの
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