[映画.com ニュース] 昨年製作された韓国映画で利益を上げたのは、10本に1本の割合だった、と韓国アリラン・ニュースが伝えた。 韓国映画協議会の発表によると、昨年公開された韓国映画は112本で、そのうち採算分岐点を突破したのはわずか13本だった。一方で、映画館人口は前年比でわずかながら増加したが、韓国映画のシェア率は前年から7%ダウンした51%に下落。外国映画にシェアを食われた。 昨年の韓国のボックスオフィスのトップ10の中に食い込んだ韓国映画は、アクションファンタジー「D-War」、80年の光州事件を描いた「光州5・18」、コメディ「カンナさん大成功です!」の3本だけだった。 同協議会は、韓国映画の人気の下落の原因として、作品の質の低下などを挙げている。