フランスサッカー協会(FFF)は、ワールドカップ(W杯)・南アフリカ大会終了をもって契約を終了する同国代表のレイモン・ドメネク監督の後任として、ボルドーのローラン・ブラン監督を押すことで一本化したようだ。 FFFのジャン=ピエール・エスカレット会長は2日、同国の地方紙『シュド・ウエスト』とのインタビューで、ブラン監督に就任要請を行ったことを明かすとともに、リーグ戦が終了するまでは事態を見守るとの意向を表した。 「ブラン監督はボルドーと2011年まで契約を結んでおり、今シーズンもまだ4試合(発言の時点、現在は3試合)残っている。従って、今は彼が仕事に集中できるようにしなければならない。その後で、彼自身が決断することになる」 エスカレット会長は数カ月前にもブラン監督の就任希望を公言し、チームの士気への影響を懸念するボルドーから非難を浴びている。だが、「W杯が始まるまでには後任を発表する」